インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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18号紹介

【Linkage】
関係性を軸に組織開発 大局的視野で企業に変化を

小橋 石井さんは「組織開発」のコンサルタントだそうですね。
石井 はい。もともとは、МBAをベースとした経営者育成に携わっていましたが、現在は人材育成にとどまらず組織開発のお手伝いをしています。
小橋 なぜ組織開発に興味をもったのですか。
石井 多くの素晴らしい経営者が戦略を立案するも、実行フェーズでつまづくケースをたくさん目の当たりにしたからです。その原因はなにか…と考えた時に、実行に必要なことは社員の想いが戦略に乗ること、組織間の信頼関係があること、そして何より経営者と社員の関係性が健全に構築されていることであると気づいたからです。
小橋 具体的には、どのような方法で関わるのですか。
石井 多くの場合、ひとりひとりのインタビューから始まり、その後は組織診断をした上で、全員での対話に移行します。インタビューでは、不満も含めて本音を吐き出してもらいます。一般的に不満を発することはネガティブにとらえがちなのですが、実はこの不満こそが組織開発の鍵となります。なぜならば、不満の奥に組織への「願い」があるからです。その「願い」に人は無自覚なことが多いのですが、対話によってその「願い」を表出化させていきます。逆に「願い」が無ければ不満も持たない。よって経営者や社員が不満を持つということは、ある種健全なことであり、組織が変化する可能性が大いにあります。
小橋 確実に変化できますね。
石井 そうですね。そして、私に求められる役割は、社員ひとりひとりに「組織はどのような状態か」「自分が組織にどんな影響を及ぼしているのか」という点に自覚的になって頂くことです。そこに気づくと、自然に内省が起こり、行動が変化していきます。
小橋 経営者や管理職にも行うのですか。
石井 はい、経営者や管理職が、自分の不満や、その奥にある願いに気づき、組織の状態に気づくこと、そして組織を変えていくという覚悟を持つことが一番の肝になるので。
小橋 魂の入った組織開発ですね。
石井 ありがとうございます。社会のお役に立てるよう精一杯頑張ります。

 

[ Column ]
石井さんは、会社の意図(目指す方向性、戦略)と、個人の想いや個性を“つなげる”ことがミッションだと考えて、屋号を『Linkage』と名付けた。石井さん自身が「自分がその役割を果たせているのか?」と自分の襟を正すために、問いかけるコトバでもあるそう。 

[ Tetsujin Point ]
石井さんに色んな質問をされ、ついつい昔のことや今の決意までも話してしまった。さすが話を引き出す対話の達人だ。

Linkage
組織開発・人材育成コンサルタント・エグゼクティブコーチ 石井 由香梨


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E-MAIL.yukari.ishii@linkage3.com
TEL.090-1709-4521

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