インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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23号紹介

【梅工房おおいし】
ふっくらやわらか『八房梅』
人気の加工品が品薄状態

梅好きの大石さんが
こだわった手作り品


 静岡県島田市伊太地区は古くからの梅の里。地域の梅の木に実る『八房梅( やつふさうめ)』は、ふっくらやわらかなお味が特徴。大石さんは、八房梅を手作りで加工。梅干しや、ジャム、ジュースにする。オリーブオイル漬けは、市が募集する『島田市の逸品』にも選出された。
 大石富佐子さんは、子供の頃から梅が大好きな少女。「病気をすると祖母がふっくらとした大きな梅干しを買ってきてくれ、その味が忘れられませんでした。梅の産地に嫁いで梅干しの材料が豊富にあることが嬉しかったです」。
 研究熱心で、おいしい梅を漬けるために和歌山にまで出向き学ぶほど。試行錯誤するうちに、昔からこの土地にあった品種・八房梅を知って、そのふくよかさに驚いた。
 梅干し『ごはんがおいしい』は、まさしくご飯が進む逸品。オリーブオイル漬けはアンチョビのようにパスタソースとして重宝する。ジャムも人気。プラムと合わせた『ぷら梅ん』は品切れ状態だ。2019年は梅畑も広げて2トンを栽培・加工する。今後は生産量を拡大し、次世代に受け継ぐ事業を目指す。

 

[ Dragon Point ]

梅干し『ごはんがおいしい』をいただいた。塩分がちょうど良い!八房梅は皮がやわらかくてふっくらした口当たり。


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梅工房おおいし
大石 昭・富佐子
静岡県島田市向谷元町673-6
TEL.0547-37-1218 FAX.0547-77-3377

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