インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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33号紹介

株式会社豊浜水産
ご縁をつなぐ『豊浜はんぺい』
もちっと食感で止められない!

生意気な若者を励まし
導いた地域の先輩経営者


藤波 もちもちっとした弾力に、控えめな甘さ!小ぶりだから、食べ始めるとやめられないなぁ(笑)!
石黒 当社の『豊浜はんぺい』はつなぎに使う水分を極限まで抑え、魚のすり身の含有量を増やすことで、しっかりとした歯ごたえを生んでいます。先代から商売ベタで、水分でかさ増しせず原料を惜しみなく使ったため、濃厚な味が、冷めてもおいしいと評判です(笑)。
藤波 こちらは、豊浜漁港近辺でも老舗のはんぺい工場と伺いました。
石黒 曽祖父の代から100年続いており、私で4代目にあたります。若い頃は上場企業に勤め、家業を冷ややかに眺めては、生意気にも「もっとこうすればいいのに」と上から目線だったことも。いざ自分が跡を継いで、経営のあまりの難しさに自信を砕かれました。
藤波 しかし、今の代で直売所を設けるなど新しい取り組みをなさっていると。
石黒 覚悟を決めて、設備投資を行い、老朽化したフライヤーなどを一新しました。また、工場敷地に直売所も設置し、家族経営ではなく社員を増やして事業拡大しています。しかし、これらは私の力というより先代からの地盤と、地域の先輩社長が、家業の悪口ばかり言っていた私を怒って、なにかと面倒をみてくれたからです(笑)。尊敬する社長たちを間近にし、目が覚めました。
藤波 スイッチが入ったのですね。今後はどのような構想を。
石黒 当社は社会課題を解決する企業を目指しています。ひとつは破棄されていたたいら貝の貝ひもを練り物にするなど、SDGsを意識した経営を実践しています。また、フライヤー代行など、設備を生かして、地域の助け合いを促す取り組みや、ビーガンフードにも挑戦しています。将来は、地域雇用を増やせるよう、事業成長を目指します。
藤波 豊浜水産と地域のツナギも濃厚でもっちり!優しさでできていますね。

 

[ Column ]

『No Hanpei No Life〜食卓にいつも豊浜はんぺい〜』を掲げ、練り物文化を広げるために努力する同社。市場を独占せず、同業他社とも手をとりあって切磋琢磨している。地域に育ててもらったと感謝する石黒社長は、地域雇用、空き家問題なども自社課題として取り組む心構えである。

[ Dragon Point ]

南知多産あかもくを使った『あかもくはんぺい』は珍しい逸品。地元の有機野菜を使った練りものもあるそう。ごぼう巻き、たこ、いかげそ、お味は色々!私は、なんといっても紅しょうがに目がない!旨い。

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株式会社豊浜水産
代表取締役 石黒 直樹
愛知県知多郡南知多町豊浜下大田面23-3
https://nohanpei-nolife.com
https://rakuten.co.jp/nohanpei-nolife

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