インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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34号紹介

Encounter〜エンカウンター〜
ご縁結ぶ「家じゃない家」
北新地の前線基地

北新地だからこそ
「えーかっこしない」


藤波 北新地の入り口で、ガラス張りで外が見渡せて開放的だね。
宮谷 オープン時のコンセプトが「人と人がご縁を持つ場所」で。外から誰がいるか見て『〇〇さんいるから』って来てくれるんです。
藤波 お客さん同士の仲がいいんだね。
宮谷 うちで集まり、軽く呑んでから北新地に遊びに行き、また戻ってきて軽く呑んで帰る…そんなお客さんが多いです。
藤波 北新地で呑む前線基地だね。ここでお店を続けるのに、特別な工夫はあるの?
宮谷 『えーかっこしない』ことです。ここでは、一見さん相手に派手にやっても、店もお客さんも一気に喰われて続かない。SNSで発信しつつ、常連さんが好きなお酒を把握して揃えて。フードも特に決めず、腹が減ってれば近所でたこ焼きなどを買ってきてもらってもオッケーです。
藤波 アットホームだね。
宮谷 そのほうがロスが出ないんです(笑)。めでたい時のシャンパンも、いるときに買いに行きます。
藤波 なるほど!商売上の工夫でもあるわけだ。
宮谷 客層を見ながら背伸びせず肩肘張らずにやってると、隣同士になったお客さんが話し込んで、仲良くなり、またうちで会って呑んでいくんです。
藤波 まさにご縁ができる場所だね。
宮谷 「家じゃないけど、みんなの家」というか。常連さんは、呑む酒、量、座る場所も分かりますしね。今年で8年目ですが、来たい時にふらっと来て誰かと話し、元気になり帰っていく…そんなお店になってきました。
藤波 現在、コロナ禍による営業制限の他、闘病中だと伺いましたが。
宮谷 はい。癌を患っています。3年前に結婚して、1年後に病気が発覚し、奥さんには支えてもらってばかりで感謝しています。飲食業は一つのハコで10年続けることが一つのステータスと言われてて。まずはそこを目指し、必ず戻ってきます!
藤波 お客さんにとっても大事な場所。待っていますよ

 

[ Column ]

みんなから宮ちゃんと親しまれている宮谷さん。コロナ禍による飲食業界の苦境や自身の闘病もSNSで発信することで、たくさんの激励の声が届き、むしろコロナ前よりもお客さんの問い合わせが増えているとか。10年を過ぎた後はまた新しい事にチャレンジしたいという。「コロナでお店開けられないから、ちょうど治療に専念できるね」という前向きさで、安心して酔わせてくれる宮ちゃんの帰りを、皆が待っています。

[ Dragon Point ]

人柄に繊細さと豪快さが同居。彼に会いに来るお客さんがいるわけだ。大阪での取材時に訪れる場所ができたね!

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Encounter〜エンカウンター〜
代表 宮谷 正紀
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-1-44フジモトビル2-A
TEL.090-9123-3604

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