インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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35号紹介

株式会社カルファイン
2億5千年前の天然石灰石
環境対応型素材として大注目

歴史ある鉱山を継承
豊富な埋蔵量で供給


藤波 石灰石の鉱山ということですが、何の原料になるのですか。
 石灰石は暮らしのあらゆるところに使われています。馴染みがあるのはグランドに引かれる真っ白なライン。紙、歯磨き粉などにも使われているのですよ。身体の成分と近く、カルシウム剤やシリアルにも入っています。一般に知られていないところでは、粉砕して生コン原料、H鋼やキビ砂糖の不純物を除去する素材として多く使われています。
藤波 日本で採れるのですよね。
 石灰石は炭酸カルシウムが固まったもので、日本で唯一豊富な天然資源とも言えます。我々の鉱山は、もともと2億5千年前に、石灰質の殻を持つ生物が分解されて、長い間、堆積してできたものです。今後1万年は尽きることがないと言われる豊富な埋蔵量を誇っており、現在も大きな変動もなく安定した価格で、取引されています。
藤波 国内のものは品質がいいのですか。
 仰る通りです。我々は採掘した石灰石を用途に合わせて粉砕するなどして、生石灰や消石灰を製造していますが、各粒径の品質管理を徹底することで、細やかなメイドインジャパンのモノ作りを支えています。
藤波 最近、エコ素材として新たに注目されているそうですが。
 紙やプラスチックに代わる環境対応型素材として各所で注目されています。例えば、ストロー、漆喰壁、食品容器などの素材に新たに導入。他の素材と混ぜることでさらに活用範囲が広がります。
藤波 すばらしい。これからますます注目される産業ですね!

 

[ Column ]

東さんは2005年に飲食業界から転職。畑違いの分野だったが、お客様の叱咤激励を受け「もっと勉強して、次はもっときちんと説明してやろう」と歯を食いしばって、学んだそう。東さんにとって先代の社長は、師とも恩人ともいうべき大切な人。2018年に他界した後は、若い世代が働ける地場産業として守り成長させようと決意し、継承した。

[ Dragon Point ]

プロレスが大好きだという東さんは、石灰石の話題も、折に触れてプロレスに例えて説明してくれた。さらに時々は話が脱線してプロレスの話題に変化(笑)。「あ…つい脱線した」と照れる東さん。楽しい時間をありがとうございました。

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株式会社カルファイン
代表取締役 東 喜則
岡山県高梁市松原通2111-3
TEL.0866-22-5601
http://www.calfine.co.jp

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