インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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35号紹介

五ヶ瀬ワイナリー株式会社
日本ワイン発祥の聖地で
最古の葡萄酒が復活した

赤・白の日本ワイン11酒に
ビネガーやドレッシングも


藤波 この辺りは日本最古のワインの地だと伺いました。
宮野 実は最近、古文書の発見により400年前に九州で日本初のワインが作られていたことが分かりました。寛永5年の記録ですが、肥後熊本藩主として知られる細川忠利が、小倉藩主であった時代に、葡萄酒が体に良いと聞き、家臣が福岡の山葡萄を醸造して薬酒を造っていたとのことです。
藤波 この度、その最古のワインが五ヶ瀬ワイナリーで再現されたと。
宮野 これがその『伽羅美酒』です。忠利の父・忠興の妻はとても美しいことで知られた細川ガラシャとあって、ガラシャのように美しい酒と名付けました。
藤波 爽やかな酸味と深みのある味わい。それにしても、九州にこんな素敵なワイナリーがあるとは驚きです!
宮野 ここは五ヶ瀬町が経営する町のワイナリーです。2005年、何もない土地に葡萄を植えることから始まり、現在では『ナイアガラ』をはじめとする11種の日本ワインの評価が高まっています。五ヶ瀬は標高600メートルの高地にあり、寒暖差が大きく、水はけが良いためいい葡萄が実るのです。
藤波 天空レストラン『雲の上のぶどう』は抜群のロケーションですね。
宮野 ここではぶどうの皮を食べて育った『桜舞カンパチ』や、ワインビネガー、ワインドレッシングといったワインの加工品も楽しんでいただけます。五ヶ瀬は夕日の里でもあり、眺望も抜群。コロナがあけたらぜひ、全国の皆さんに見学にお越しいただきたいです。
藤波 いい香り。五ヶ瀬町に乾杯。

 

[ Column ]

宮野さんは五ヶ瀬町の出身で、元酒造会社に勤務した酒のプロフェッショナル。「五ヶ瀬にワイナリーを」との町の呼びかけに答えてゼロからの立ち上げを決意した。当時は親戚中から情報を集め、各地の土壌を分析するところからスタート。農家を一人一人説得し、ぶどうを生産した。その狙い通り、良質なぶどうが実り、極上のワインができた。

[ Dragon Point ]

ぶどうに関連する商品も色々あり、飲まない方も楽しめます。私のお気に入りは『桜舞カンパチ』。葡萄の皮を乾燥して粉末堆肥に、その堆肥を使い延岡市北浦町で養殖されています。色味はピンクがかり、血合いも美しく、フレッシュなおいしさです。

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五ヶ瀬ワイナリー株式会社
常務取締役 宮野 恵
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町桑野内4847-1
TEL.0982-73-5477
http://gokase-winery.jp

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