インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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35号紹介

東池袋きむら内科クリニック
継続して通院できる診療体制が充実
地域の人々に最適な医療と健康を

日本初区役所併設ビル
医療モールの一角に開院


 新しくてキレイな医院ですね。
木村 2021年4月に開院したばかりの内科(腎臓内科・糖尿病内科・脂質代謝内科・呼吸器内科)
)です。もともと同地にあったクリニックが閉院するというので、私が事業継承にて患者さんとともに引き継ぎました。
 池袋でもとりわけ目を引く建物の中にありますが、このビルには豊島区役所なども入っているのですね。
木村 日本初のマンション一体型庁舎でして、皆様には安心感をもってお越しいただけるようです。当院は医療モールのひとつに入っており、薬局、コンビニやカフェもあります。
 町の人にとっても非常に便利な場所であるだけに、通院も苦にならなさそうです。
木村 こういった好環境を引き継がせていただけたので、もともと通院されていた患者さんに引き続き満足してもらえるように努めています。スタッフには「新しくなり、いいことも悪いこともあるだろうが、すべては患者さんを基準に考えるように」と伝えています。
 現在、腎臓内科の専門医で、順天堂大学にて、腎臓内科の非常勤医師をなされたご経歴をお持ちですが、なぜこの分野を専攻されたのですか。
木村 私は実家が京都でして、偶然にも父の友人に京都大学の生体肝移植分野で有名な田中紘一先生がいました。当時はそんなすごい先生とは知りませんでしたが、よく家に遊びに来て、話を聞かせてもらい、声をかけてもらったのがきっかけです。
 それは良い出会いでしたね。


在宅診療にオンライン診察
継続して通える環境を整備


 在宅診療も力を入れていらっしゃると。
木村 以前のクリニックも在宅診療に力を入れており、すでに患者さまもいらっしゃるのでそれを引き継ぎ、お越しになれない方のために定期訪問しています。そもそも当院の患者さんは年齢層が高く、いわゆる池袋から持たれるイメージとは異なっています。
 大切にされていることは何ですか。
木村 私は患者さんが継続してかかることの大切さを痛感しています。通院せずに、薬が切れて悪化する事態をイヤになるほど見てきたからです。その傾向がコロナ禍で強まっていることを懸念しています。先日も2カ月薬を飲んでいらっしゃらない方が来て、「当然、悪くなりますよね」と言うと「はい…」と頷かれて(苦笑)。オンライン診療を設けていますが、スマホ操作が苦手な方も多いので、区役所を通じてのサポートも利用しながら対応しています。
 こちらでは、コロナのワクチン接種も行っているのですね。
木村 かかりつけの患者さんを受け入れています。ワクチン接種をするかはクリニックにより様々な考え方があると思います。通常診療もあるので、キャパシティーの問題もありますし、何かあった時に治療できる体制の課題もあります。しかし、ワクチン接種を受ける側からすると、普段知っている病院で接種できるのは安心だろうと感じますね。
 かかりつけ医師は、持病のことを最も理解していますからね。


コロナ禍の運動不足を懸念
患者さんに健康と満足を


 内科の医師として、目標にしていることは何ですか。
木村 私は、大学病院等で生活習慣病が悪化して血液透析、腹膜透析、腎移植の治療をされる方を多くみてきました。腎臓内科の医師の多くは大学病院から出ずに研究されますので、私のような町医者になった医師は、特に予防のために力を注ぐのが使命と考えます。日本では現在、生活習慣病約30万人に対し全医療費の4〜5%を投下する深刻な医療問題を抱えているのです。
 コロナ禍でさらなる運動不足なども指摘されていますよね。
木村 多くの方は運動が少なくなっても、食事が変わらない。私自身も分かっているけど、運動しないですからね(笑)。将来的には、メディカルフィットネスの併設にも取り組みたいと考えています。
 将来はどのような構想をお持ちですか。
木村 やはり患者さんの満足度を上げることに尽きます。以前からの患者さんにも、新しくお越しになる方にも「来て良かった」と思っていただき、口コミで広げてもらえるような医院になるよう尽します。
 区民の健康のために頑張ってください。

 

[ Column ]

大学病院で、生活習慣病や腎臓内科、透析医療などを専門にしてきた木村先生。町医者は「深刻化する患者を作らないために努力できる存在」と位置づけ、日常的な治療をサポートしている。最も大切にしているのは「継続して通院してもらうこと」。まさに、かかりつけ医の根本的な考え方に基づいて、日々区民の皆さんの親身な診療に取り組まれている。

[ Corner Point ]

学生時代ラグビーをしていた木村先生は、「一生に一度、間近にオリンピックを見たい」との思いで、大学病院等での出世を断念し、東京にやってきたそうだ。人生に対する考え方が豊かで、面白い方だなと共感できました。

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東池袋きむら内科クリニック
院長 木村 庄吾
東京都豊島区南池袋2-45-3
としまエコミューゼタウン2F
TEL.03-5904-8177
https://kimura-naikacl.jp

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