合同会社rapport
ITのトップランナーが独立
データ統合で社会に尽くす
オルタナティブデータで
社会に尽くしたい
中央官庁のシステム標準化や自治体の業務効率化に取り組む『ITコンシェルジュ』の岩本氏。創業は2021年。これまで大手IT企業に勤務し、部下200名を抱えて年間予算約40億円を動かすプロジェクトの責任者を務めてきた。
IT業界トップランナーの一人だが、その人柄は謙虚そのもの。「困った人を見るとほっておけない性格で、部下が大変だろうと想像すると、仕事を任せられず、組織向きでなかった」と自省する。退職時は20社に及ぶ引き合いがあったが、「どこかに入れば義理が立たない。むしろ独立して彼らと包括的な仕事をしよう」と起業を決めた。そんな岩本氏の企業モットーは「人に尽くす、会社に尽くす、社会に尽くす」だ。
「私が今、取り組むのはオルタナティブデータの推進≠ナす。例えば気象庁が持つ衛星データと、地盤調査が持つ地下データを共有し、災害感知や避難に生かす。家族の病歴などをクラウド化し、未病につなげるなど、データ統合による情報銀行の実現を目標にしたいです」。周囲や人々と共に生き、奉仕したい気持ちが起業というカタチになった。
[ Shiho Point ]
大きなスケール感を持ち、企業と人を繋げる岩本氏。非常に責任感が強く、繊細で優しい方でした。実は息子さんが障がいを持っており、それもあって、ご家族のことも大切にされ、ご家族の助言が転職の決め手にもなったそう。IT分野で優れた功績を残されながらも「個性はすべて魅力」と個々人の性格を見つめるあたたかな目線に、強く心に感じるものがありました。
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合同会社rapport
代表社員 岩本 高佳
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