インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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39号紹介

医療法人社団 医輝会 東郷医院
在宅医療現場30年から目指す
受け入れる社会≠作りたい

必要とされる医療を模索し
社会のあり方を問いかける


有村 まだ在宅医療という言葉がほとんどなかった時代から、取り組んでこられたそうですね。
東郷 はい。在宅医療は、医療の在り方のひとつです。「ベッドから動けず、病院で病室の壁を見ながら寿命を延ばすのがはたして幸せなのか」。「病院で余命数日と言われた方が、家に戻ると、2年も元気で過ごすことをどう捉えるのか」―病人の選択肢は先端医療だけではありません。
有村 この道に進んだきっかけは。
東郷 医学部5年生の時、障がい者施設で2週間に及ぶ研修があり、皆さんと人間同士、仲良くお付き合いをしました。しかし、施設長は「彼らは普通の人間と変わらないのに、施設と病院、自宅のトライアングル移動。受け入れてくれる社会は他にない」と仰った。その言葉を聞き、今とはもっと違う社会を実現したいと。
有村 社会のあり方に疑問を感じたと。
東郷 はい。当時私が模索したのは、社会の中で必要とされている医療は何なのか≠ナした。学生時代に日本中の施設を周る中で、武蔵野市で、私を在宅医療に導いてくれる医師に出会い、医者になって3年目に上京しました。
有村 在宅医療の分野では課題が山積していると聞きます。
東郷 在宅医療は病気だけでなく、生活にもアプローチします。医療関係者だけでなく、福祉や介護の関係者、家族、地域住民などが手をとりあい、包括的に進めるべきもので、そこには、さまざまな難しさがある。だからこそ、今、社会が真剣に向き合うべき分野であることは間違いありません。私は今、三鷹のある施設を、医療と福祉の拠点としてRe活用するお手伝いをしています。もう一度、原点に返って弱者を受け入れる社会づくり≠ノ挑戦したいです。
有村 これからの活躍も期待しています。

 

[ Column ]

24時間365日体制で30年間、昼夜休みなく1人ドクター体制で訪問してきた東郷院長。車を運転する時に疲れて目が開かなく危険な状態になったことも…。3年ほど前から、スタッフが心配して、外部医師による連携体制を整備するようになった。東郷院長は身体を休めるようになって、改めて心身共に限界であったことに気づいたそうだ。

[ Airi Point ]

東郷院長のお話を伺って、社会の一員である私たちがもっと死角になっている価値観、人生を見つめ、応援していかなければならないと気づきました。非常に考えさせられることの多い取材でした。

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医療法人社団 医輝会 東郷医院
理事長・院長 東郷 清児
東京都三鷹市下連雀3-34-13フォレスタ三鷹501
TEL.0422-70-3050
http://togoiin.info

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