インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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4号紹介

放課後等デイサービスを訪ねる
将来、いかに世の中で生きていけるか生き方の手伝いをしていきたい

この仕事をしようと思ったきっかけ


 大手住宅メーカーに勤めていた時、周囲とコミュニケーションが図れずに苦しむ後輩の姿を見て、もしかすると、彼らは発達障害を抱えているんじゃないか、と思うようになったという大和氏。どうすればうまく職場で適応できるのか悩むうちに、子供の頃からの働きかけが大切ではないかと考えるようになった。そんな折、偶然、友人からの電話で「放課後等デイサービスを始めるから、あなたもやってみなよ」と誘われたという。当時は会社勤めだったため、思いもよらない言葉に「いやいや、起業とか考えたこともないし・・・」と電話を切ったが、その時、やってみたい気持ちに気付いたという。

指導員が「ただ、受けとる」という手法


 なないろでは『コミュニケーショントレーニングネットワーク(CTN)』が提供するコーチングの手法を導入している。これは、子供たちが創造性をもって、自分で答えを導いてもらおうという取り組みで、どちらかというと指導員へのアプローチである。例えば、手を洗わない子供に手を焼いた時、「手を洗いなさい」と言うのではなく、まずは指導員自身が「なぜ、この子に手を洗ってほしいのか」と問いかける。「毎日、健康に元気で通ってほしいから」という意図を伝えることにより、水でしめらすだけだった子供が、石鹸を使ってゴシゴシと洗い、うがいをするまでに変化したこともあるという。指導員は「ただ、受けとる」ことを繰り返し、自分への問いかけを深める。それによって子供たちが納得して、主体的に理解していくのだ。今の問題行動を正すのではなく、将来にわたって生きていける方法を身につけてもらう-「いかに世の中で生きていけるか、その生き方の手伝いをしていきたい」と大和氏は話す。

 

株式会社わくわく共育ステーション
放課後等デイサービスなないろ
代表取締役 大和 幸子
滋賀県大津市大平2-4-30
TEL. 077-509-9077
http://www.wkwk-nanairo.com

 

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