JAえひめ南(えひめ南農業協同組合鬼北営農センター)
特別栽培で人にも環境にも
やさしく、ゆずも安全・安心
棘の短い新品種誕生
産地として広がりを
清流四万十川の支流域にある鬼北地域はゆずの里。約600名のゆず農家が朝晩の寒暖差を利用して年間1,560トンの香り高いゆずを育てる。鬼北のゆず最大の特徴は、化学肥料・化学農薬・除草剤を使用しない特別栽培。平成17年から他産地に先駆けて環境に優しい、人に優しい栽培に取り組んでいる。
「ゆず皮も果汁もまるごと楽しんでもらえます。ゆずはお酒に、お菓子、お料理、化粧品にも使える万能の果実。JAえひめ南からも『飲めるゆずマーマレード』『ゆずドレッシング』『ゆずポン酢』『ゆずピー(ゆずピール)』など色々な加工品をPRしています。
鬼北地域では昭和40年から栽培が始まり、昭和48年にはゆず部会がスタート。昭和61年に愛媛県内唯一の『ゆず搾汁施設』を構えているが、それは規格外品を無駄にせず加工しようというSDGsの先駆けでもあった。
「平成12年頃にこの辺りで、棘の短いゆずの木が偶然発見され、平成25年に『鬼北の香里』として品種登録されました。農作業をする人に扱いやすく、作業効率向上が期待できます」。
将来の夢は、鬼北のゆずが日本一の産地となり、爽やかな香りに包まれる里になること。消費者に優しいゆずはふるさと納税でもご注文いただけます。
[ Point ]
愛媛県鬼北町・松野町特産のゆずを使用した『ゆずピー』をいただきました。地元高校の生徒と共同企画した、ゆずの皮を使用したお菓子で、袋を開けるとゆずの香りがふわっ〜と漂います。最初は甘く、あとから酸っぱさが感じられやみつきになりそう。1袋25g入で155円(税込)です。
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JAえひめ南(えひめ南農業協同組合鬼北営農センター)
営農指導員 小川 豊明
愛媛県北宇和郡鬼北町大字永野市1
TEL.0895-45-1313
FAX.0895-45-2163
http://www.ja-eminami.or.jp
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