インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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65号紹介

医療法人彩蘭会いしかわ内科・内視鏡クリニック
最先端の技術で挑む地域医療
患者の不安に寄り添う総合診療

平和への誓いが生んだ志
人を救い、社会に貢献する


藤波 石川理事長が医師を志された原点には、とても深い決意があったと伺っております。
石川 私は大阪で育ったのですが、小学校の修学旅行で訪れた広島の原爆ドームで受けた衝撃が人生の原点となっています。戦争の悲惨さや、一瞬にしてあまりにも多くの尊い人命が奪い去られる現実の重みを肌で感じ、言葉にできないほどの強い憤りと深い悲しみを覚えました。同時に、自らの知識を生かし、直接的に人の命を救い、社会に貢献できる道を歩みたいと強く心に誓ったのです。
藤波 幼少期の純粋な誓いと強い使命感が、医療活動の根底に息づいているのですね。2019年の開業から3年前に移転された経緯もお聞かせください。
石川 多くの患者様にご来院いただけるようになると、従来のビル2階の施設では手狭になりました。そこで3年前に、現在の広々としたスペースへの移転に踏み切ったのです。特に待合室を拡張して快適性を高めました。
藤波 医療機器類も充実させたと。
石川 最新の高性能CTを導入することで、患者様をお待たせすることなく迅速で的確な診療を提供できる体制を整備しました。近年、働き盛りの現役世代の患者様が増加する中で、地域の皆様の健康を包括的に支える「総合内科」としての役割と責任が明確になってきたと感じております。

AI内視鏡で精度向上
生活習慣病の早期発見に


藤波 貴院の大きな強みとして、内視鏡検査への先進技術の積極的な導入が挙げられます。具体的にはどのような革新がありますか。
石川 当院では胃カメラ・大腸カメラの検査において、最先端のAI補助診断システムを導入しています。熟練した医師であっても件数が重なれば肉体的な疲労が生じますが、莫大な症例データを蓄積したAIの目は決して疲れることがありません。医師の確かな目とAIの客観的な視点という「2つの目」を融合させることで、微小な病変を高い感度で確実に拾い上げ、診断精度の向上につなげています。最終判断は医師が行いますが、この補助により診療の質向上と医師の負担軽減が両立しています。さらに当院では鎮静剤を使用し、患者様が眠っている間に短時間で安全に検査を終える体制を確立しており、恐怖心や苦痛を大幅に軽減したことで、口コミによる受診者が増えてきています。
藤波 それは心強いですね。早期発見が重要となる疾患についても教えてください。
石川 特に胃がんのリスクを大幅に高めるピロリ菌の検査と除菌治療です。ピロリ菌は幼少期の経口感染が主で、一度定着すると生涯生息し続けますが、現在は1週間程度の的確な服薬治療により約95%の成功率で除菌が可能です。また、大腸がん予防に直結するポリープの日帰り切除にも対応しています。
藤波 糖尿病や循環器の専門医も在籍しているそうですね。
石川 はい。急増する生活習慣病に対しても大病院に劣らない高水準な診療を提供しています。特に糖尿病は初期の自覚症状が乏しいため、年1回程度の迅速な採血検査による早期発見と、合併症予防が極めて重要なのです。

9月に待望の分院を開設へ
糖尿病の専門診療を強化


藤波 日々の診療において、先生が最も重んじられているモットーは何でしょうか。
石川 傾聴≠ニ寄り添い≠ナす。医療の質を高めるためには、まず患者様が抱える不安を十分に聞き取ることが不可欠です。どれほど正しい医学的見解であっても、信頼関係という下準備がなければ患者様の心には届きません。
藤波 組織づくりにも注力されていますね。
石川 理念を組織全体で共有するため、当院では各部署にリーダーを配置する組織化を進めています。私がスタッフ全員と一対一で向き合っていた時期を経て、現在はリーダーを通じて理念が組織全体に浸透し、業務の効率化と医療の質向上が同時に実現しています。
藤波 しっかりとした組織力に裏打ちされた医療体制が整備されたのですね。それでは最後に、これからの展望をお聞かせください。
石川 本年9月に、寝屋川市駅近くに分院『寝屋川市駅前いしかわ内科・内視鏡・糖尿病総合診療クリニック』を新設いたします。分院では、24時間フィットネスジムと緊密に連携した食事・運動療法を導入し、糖尿病の専門診療を徹底的に強化する計画です。現状維持にとどまることなく、常に向上心を持ち続け、より多くの人々に質の高い医療をお届けすることで社会貢献を果たしてまいります。
藤波 お話を伺い、最先端の技術と深い人間愛が融合した医療のあり方に感銘を受けました。今後のさらなるご発展を祈念します。

 

[ Column ]

平日に通院時間を確保することが困難な現役世代のため、同院では開業当初から土日の診療体制を維持している。健康診断の再検査や、軽微な体調不良を放置して重症化する事例を防ぐため、受診のハードルを下げる試みだ。「未病・予防医療」の重要性を説く同院にとって、地域住民がいつでも気軽に相談できる環境の構築こそが、医療貢献の根幹を支えている。

[ Point ]

石川理事長の医療に対する真摯な姿勢と、原爆ドームでの体験に根差した「人を救いたい」という志に強く心を打たれました。AIをはじめとする最新設備の積極的な導入や、土日の診療、そして9月の分院開設など、常に患者の目線に立って進化を続ける姿に、地域医療を支えるリーダーとしての姿勢を感じました。

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医療法人彩蘭会いしかわ内科・内視鏡クリニック
理事長・院長 石川 昌利
大阪府堺市西区鳳東町1-4-31-1F
TEL.072-272-2101
https://www.ishikawa-cl.jp

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