インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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13号紹介

【株式会社MS-Japan】
業界のパイオニアになるために
時流を掴み、トップシェア!最速上場企業が放つ次の一手とは

「失われた10年」にあえて人材紹介へシフト

―創業して28年だそうですが。
有本
 バブル絶頂期だった1990年にリクルートから独立して創業しました。当初は別の事業をやっていて順調だったのですが、バブルが崩壊して。管理部門に特化した人材紹介事業を始めたのは、「失われた10年」と呼ばれた1995年です。

―大企業が大量リストラを実行していたのに人材紹介業を始めたのは、時代に逆行していたのでは?
有本
 周囲からもそう言われましたが、勝算はありました。大企業の多くがリストラしたのは中高年層の管理部門職種の方々で、すぐにその穴を埋めざるを得ない事態が来ると分かっていましたから。

―大企業が中途採用を初めてスタートした「キャリア採用元年」と重なりますね。
有本
 それが追い風になりました。さらに国際会計基準が導入され、大企業はアメリカ式の会計処理をしなければいけなくなりました。弊社には管理部門職種だけでなく「米国会計士」も多く登録していたので、上場企業向けにたくさん紹介し、業績を上げていきました。


時流を掴んで即行動すればパイオニアになれる

―こうした新しいビジネスチャンスをどのようにして見つけるのでしょうか?
有本
 法改正や規制緩和、制度改正のあとには必ずニーズが生まれます。これはビジネスチャンスですよね。そこをどう事業化し、市場を作るかです、それができれば、その分野でパイオニアになるのも不可能ではありません。

―御社の場合、それが管理部門職種や士業だったと。
有本
 不景気で、会計士がダブつきました。規制緩和で、弁護士になるのもアメリカ式に倣うようになりました。当然、それに伴って、人材は世にあふれることになります。そういった世の流れをいち早く掴む目を持っていた、とは思いますね。

―結果、この分野でパイオニアになったわけですね。
有本
 管理部門も士業も弊社が作ったマーケットですので、なかなか他では真似しにくいでしょう。去年はコーポレートガバナンス・コードが導入されました。そこで新たに50歳以上エキスパートの方々に特化した紹介事業「エキスパート・シニア」をスタートさせました。これも弊社がほとんどマーケットを握っていますね。


夢を叶えるために上場世界平和に貢献したい

―2016年末には、東証マザーズに上場もされましたね。史上最速の上場だったとか?
有本
 ショートレビューから1年9カ月での上場でした。事業として仕組みを完成させ、幹部も育っていたので、私自身は一歩引いて任せていこうと考えていました。ですが正月の初詣で考え直しました(笑)。もう一度命を懸けて仕事をしよう、と。

―そこから上場というのは180度違う気がするのですが?
有本
 事業の発展という側面からみて、目指している世界を実現するには上場した方が良いと判断しました。

―御社では新しい事業にも取り組まれていますね。
有本
 はい。管理部門職種と士業の方々に向けたWEB上のコミュニケーションプラットフォーム「Manegy(マネジー)」です。まずは、国内一の経営管理プラットフォームを作り出し、海外にも展開していきたいと考えています。

―それは大きな事業ですね。事業はもちろんですが、有本社長には個人的な夢があるとか?
有本
 東南アジアなどに学校を作って、学校に通えない子どもたちが学べる場を作りたい。そして、その学校では未来を切り拓くような子どもたちが育っていくような教育をしていきたいと考えています。

―素敵な夢ですね。実現してください。
有本
 はい。これまでのビジネスにも「絶対に成功する確信」がありました。この夢もそうです。だから絶対に叶いますね。

 

[ Point ]

2017年3月。MS-Japanは新たに、企業と士業を繋ぐ新しいタイプのポータルサイト「Manegy」をスタートさせた。開設半年で6万人弱が登録し、各社の管理部門や士業から熱い注目を集めている。この「Manegy」も「エキスパート・シニア」も、元は社員からの提案だったという。社会に新しいものを提案したい人たちの意欲をスピーディに実現する社風が、この会社にはある。


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株式会社MS-Japan
代表取締役社長 有本 隆浩
東京都千代田区富士見2丁目10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F
TEL. 03-3239-7373 FAX. 03-3239-7397
http://company.jmsc.co.jp/

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