【マツオ設計】
「住む免疫」一家に一部屋ホルミシスルームを

大病から生還した設計士理想の住まい探求
住むだけで健康になれる家があるという。一体どんな仕組みなのか。話してくれたのは話題のホルミシスハウスを手掛ける江面社長だ。ホルミシスハウスのなぞは『放射線ホルミシス』にある。
放射線というと身体に害があるイメージだが、低線量の放射線による『放射線ホルミシス』は、医療機関にも取り入れられているほど健康に良い。いわゆるラドン吸引による健康法で、欧米では認知度が高い。主に、細胞の活性化、自然治癒力の促進、新陳代謝の促進がなされ、まさに万病に効果があるとされている。
その健康効果を家づくりに反映したのが「免疫住宅 ホルミシスハウス」。壁に天然鉱石を配合した漆喰を塗り込むことで、天然鉱石からラドンガスを発生させるのだ。暮らすだけで免疫力を高めることができる。
設計士である江面さんが、ホルミシスハウスに出会ったきっかけは10年前。多機能不全で余命3日間を宣告されたことにさかのぼる。全6回もの手術を繰り返し、人工透析を受け、4ケ月間もICUで寝たきりの状態だったそうだ。当時、20億円の仕事を抱えたタイミングでの余命宣告。しかし、どうせ最期だからと入院中もそれこそ必死で仕事をし、命の炎を燃やし続けた江面さん。厳しいリハビリ生活が続いた後、元気だったころには特に興味のなかった「健康」を家づくりに取り入れ始めた。
「健康は一朝一夕でできるものではなく、普段の生活の中に健康の要素をとりいれ、自分の免疫力で治すのが一番です」生死の境から帰還した江面さんの、健康な暮らし方に対する強い想いには、強い説得力があった。


[ Column ]
日本ではマイナスイメージの強い放射能だが、放射性物質であるラドンやラジウムには神経痛を抑える効果がある。鳥取県の三朝温泉や秋田県の玉川温泉は世界屈指のラドン泉として疲労回復、神経痛、内臓疾患などに効能があるとされ、毎年多くの人が湯治に訪れる。ラドン浴の効果を、普段生活を送る住宅に取り込んでしまう「免疫住宅」の発想は実に面白い。
[ Dragon Point ]
下妻市にあるモデルハウス・下妻ホルミシス健康館は実際に免疫住宅を体感することが出来る。はいていると影響のある靴下は、1時間ほどでむくみがすっきりしていた。一度訪れて体験してみる価値ありだ。
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マツオ設計
代表取締役 江面 松男
茨城県下妻市下妻丁429-3
TEL. 0296-30-7800 FAX. 0296-30-7770
http://ezura-arc.co.jp/
【免疫生活】 http://hormesis-house.com/
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