インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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13号紹介

【𠮷市水産 有限会社/八蔵水産】
鯛がうまい明石≠全国へ届けたい

明石の魚はうまい 一度は味わってみて

藤波 明石といえばタコだよね。
竹野 タコもいいですが、私は鯛をオススメします!昨年、地域の格付け「五つ星ひょうご」でも、うちの鯛の干物が選ばれました。創意工夫と地域らしさが評価されたのです。
藤波 鯛の干物とは、珍しいですね。
竹野 うちは『灰干し』加工しています。焼くと、箸がささるほどふっくらジューシーですよ。『灰干し』は、新鮮な鯛を、鮮度をおとさずに、焼き魚にすることができる製法です。いわゆる干物のおいしさとは違い、あくまで生魚をそのまま焼いた味を目指しました。そうすれば、明石になじみのない遠くの人にも、獲れたてのおいしさを楽しんでもらえますから。そのため、ネットショップ限定の販売です。
藤波 ネットで魚が買えるの?
竹野 はい。「八蔵水産」という名前でYahoo!ショッピングに出店しています。𠮷市で代々受け継いだものを大切にしながら、挑戦できる場所がほしくて。鯛の干物の他にも、晩酌セット(タコあし、焼きアナゴなど)は酒の肴にぴったりですよ。
藤波 新しい挑戦ですね。市場には、一般のお客さんもいらっしゃるんですか。
竹野 業者さんが多いのですが、みなさん、普段の買い物にも来てほしい。市場はおもしろいですよ。例えば、競りって、ベテランさんも若人も関係ない一発勝負。言い値が同じならじゃんけんで決めます。仕入れてくる新鮮な魚を知って、味わってほしいです。
藤波 ネットショップで知ってくれた人が、市場に足を運ぶきっかけになるといいですね。
竹野 そうですね。今は市場とネットショップ両輪で、明石のおいしい魚を全国に発信したいです。

 

[ Column ]

鯛の干物は「灰干し」でつくられている。鹿児島の火山灰、布、新聞の順に重ね、魚を薄いセロファンで包む。その上にまた逆の順で重ねて魚を包み、3、4時間干す。灰の遠赤外線効果と、セロファンの目に見えない無数の穴から水分がじんわり出ていくのが、ふっくらの秘訣。天日、冷風干しなど試行錯誤を重ねた結果、手間のかかる「灰干し」がおいしかったそう。


[ Dragon Point ]

鯛の干物のおいしい食べ方は、やはりシンプルに焼いて食べること。ほかの食べ方をする場合は、必ず干物を炙ってから料理してほしい。普通の干物と、味、香りがぜんぜん違うから、鯛めしにもおススメ。


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𠮷市水産 有限会社/八蔵水産
代表取締役 竹野 望
兵庫県明石市藤江2029-1 明石市公設卸売市場内水産8番
TEL. 078-921-3121 FAX. 078-921-3134
http://yoshiichi.com/

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