インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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14号紹介

【株式会社グリーンエフェクト】
心地よい音場を、カタチに。音と人を繋ぐ空間プロデュース

元ミュージシャンが建築家に?
こだわりは
「心にグッとくるモノづくり」


藤波 元ミュージシャンなんだって?

舩倉 ええ、実は。微々たる印税で細々やってました(笑)。

藤波 それが内装業界というのも、すごいシフトチェンジだよね。

舩倉 「音に関わっていきたい」というのは、音楽と関わってからずっと思い続けてました。音楽活動を辞めて、少し経ってから、建築音響業界でパイオニア的な方と知り合って、音に関わる空間を創るのは大変だけどやりがいがあり、すごく楽しいのではないかと思い、この世界に入りました。

藤波 もともと、音楽業界関係者でもあったし。

舩倉 活かされてる部分は間違いなくあるかと思います。お客様は音のプロの方々ばかりなので、そういった経験や知識があった方が良いので。

藤波 こだわりは何ですか?

舩倉 遮音(防音)や残響調整をするだけでなく、デザインにもこだわっていることです。音も見た目もお客様の好みがありますし、設計から施工までワンストップで行い、お引き渡しまで全てを調整していきます。

藤波 現場で指示を出すんだ?

舩倉 設計もですが施工も特殊な内容となりますので、現場で指示を出します。

新しいものにチャレンジする そのスタンスを忘れない

藤波 施工先としてはどのようなものが多いですか?

舩倉 レコーディングスタジオが1番多いです。意外なところでは音とは関係のない企業様の会議室の響きの調整であったり、業種的に機密度が高い企業様などの会議室の遮音というのもあります。ここ数年はゲーム会社様からのレコーディングスタジオの依頼がとても多くなっています。

藤波 音響内装工事のニーズって、多岐に渡るんだね。

舩倉 デジタル機材が進化していることにより、専門のレコーディングスタジオを借りて、というよりは、自社に音楽をクリエイトするための空間やレコーディングスタジオが欲しいというニーズを持つ方が増えていて、そういった案件にお呼びいただくことが多いです。

藤波 設計で大事にしていることは何ですか?

舩倉 お引き渡しの際にお客様も僕自身も高揚できるものを創ることです。お客様の想像を超えることを目指していますので、視覚的な部分もそうですが、性能含め音出しをした際に「これはいい」と言ってもらえると高揚しますね。

藤波 プレイヤー同士、何かがリンクした感があるよね。

舩倉 あとは新しいものを取り入れるのが好きで、リスクもありますが今まであまり使ったことのないものを探し、ご提案したりすることもあります。僕自身が開発したりすることもあり、そういったことがワクワクして楽しいですね。

藤波 それで成功したら、次につながるよね。

音と人を繋ぐBpmチャレンジは終わらない

藤波 新たな発想のスタジオ店舗が、間もなくオープンするそうですね。

舩倉 音楽スタジオである「Studio Bpm」は、エンターテインメント性を持たせたリハーサルスタジオとなります。

藤波 どういうスタジオですか。

舩倉 全8スタジオがありその内の1部屋をJAZZ仕様としており、そこで小規模イベントやセッションなども出来ます。また1番大きな30畳を超える部屋では小規模イベントをメインにゲネプロとしても動かしていきたいと思っています。イベントなどを企画することにより、発信もできる空間としてリハーサルスタジオの利用者さん同士を繋いでいくということができるのではないかと考え、ひとことで言えばリハスタ×エンタメで音と人を繋いでいくということを目指しています。

藤波 冒険ですね。スタジオって、やんちゃな若者のイメージがありますね。

舩倉 ここ最近は50〜60代の方達が昔組んでいたバンドを再結成して趣味で音楽活動することも増えているんです。

藤波 いるいる、うちの近所にも。

舩倉 誰でも気軽に入れるような落ち着いた空間にしたいですね。イベントの企画やフェスの立ち上げも計画中です。

藤波 今後の展望はありますか?

舩倉 新しい防音ドアの開発と吸音材の開発とBpmを軌道に乗せることですね。エンターテインメント分野でお客様同士を繋げる場を作っていきたいと思います。

藤波 エンターテインメントかぁ。僕と共通するものを感じる!これからの活躍を応援しています。

 

[ Dragon Point ]

楽器や機材の良し悪しとは別に、空間によるやりやすさ、やりにくさをミュージシャンは感じる。舩倉氏はそういったところを解消してあげたいそうだ。「プロのミュージシャンでも、音響設備に関しての知識は別」と舩倉氏は言う。それぞれのベストな音場をカタチにできるのも、プレイヤーとしての経験と、設計士としての実績があってこそだ。



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株式会社グリーンエフェクト
代表取締役 舩倉 亮
東京都世田谷区奥沢5-1-11 メゾンドジョワ202
TEL. 03-6869-4210 FAX. 03-6800-3629
https://green-effect.net/

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