【佐土原名物 鯨ようかん 製造本舗 阪本商店】
雨の日も風の日も鯨ようかん一筋
佐土原のお母さんが一生懸命つくる
宮崎県佐土原地区の鯨ようかんのお店。「鯨の形をしてるのか。鯨肉が入ってるとか」と、想像しながら暖簾をくぐった。
鯨ようかんは江戸時代、4代藩主島津忠高公が早世した時、「子・万吉丸と藩が、大海を泳ぐ鯨のように力強く育ってほしい」と、母・松寿院が願いを込めて作らせたのが始まりだそう。
ここ阪本商店は、現存する鯨ようかん店で最も古いお店だ。昭和初期に創業し、昭和天皇も召し上がったことがあるとか。
現在、店を切り盛りするのは、三代目の阪本スエ子さん。現在72歳で、40年間ほぼ休まず、毎日、鯨ようかんをすべて手作りする。杵つきからやっているんだとか。
お味は、あっさりとしたしつこくない甘さ。ようかんの食感というより、大福やあんころ餅に近い。阪本さんは、いい顔をなさっている。手を見ても、この手で40年間、毎日毎日、雨の日も風の日もようかん作っているのかと、胸を打たれる。感動しました。
[ Dragon Point ]
すぐに売り切れるそうですが、地方発送もできるみたいです。僕も鯨ようかんを食べて、まだまだ元気に大海を泳ぎます。
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佐土原名物 鯨ようかん 製造本舗
代表 阪本 スエ子
宮崎県宮崎市佐土原町上田島38-1
TEL/FAX. 0985-74-0795
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