インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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22号紹介

カラフル野菜の小山農園
都内有名シェフが認める
日本産のイタリアン野菜

朝収穫で夕方出荷
ユニーク多品種農業


藤波 こんな色のニンジンあるんだ・・・何、このカタチ!
小山 これはパックン丸というミニニンジンです。当農園では、100種類に及ぶヘンテコなヨーロッパ野菜を作っています。
藤波 なぜ、こんな変わった野菜を。
小山 私は9年前に入り婿として農家になりました。ところが、農作物の卸値の安さを知り、あ然としたのです。それに一般的な野菜ではベテラン農家に太刀打ちできないことを知り、まだ誰も扱っていないヨーロッパ野菜を作ろうと決意しました。
藤波 多品種・少量生産とのことですが、取引先はレストランですか。
小山 西洋レストランでは、ヨーロッパ野菜のほとんどを空輸で取り寄せています。ところが当園は、朝採れ野菜を、その日の夕方には、都内に運びますので、味が全然違うとシェフに喜んでもらえました。まずは付近や都内のイタリアン・フレンチレストランに営業してまわり、販路を確保してから、作り始めました。
藤波 やはり高値で売れるのですか。
小山 家庭用野菜の3〜4倍の価格で売れますが、それでも皆さん安いと言ってくれます。中間マージンもないので、お互いが納得できる安心価格を設定しています。
藤波 やりがいがあるでしょう。
小山 最近は各ホテルとも取引があります。ある日、高いシェフ帽子をかぶった某有名ホテルの総料理長が包丁を持って出てきました。緊張していると、私の持っていたダイコンを手に取って、包丁でスパンと切ると・・・「気に入った、お前のを使いたい」と。・・・感動で涙が出そうでした。
藤波 日々の苦労が報われますね。

 

[ Dragon Point ]
6月、11月が最盛期だそうで、その頃にまた来てみたい。これはユニークな農業のスタイルだ!!

[ Column ]
小山農園が鮮度を売りにするのは理由がある。トウモロコシなどは翌日になると50パーセント以上味が落ちるとされている。実際、トウモロコシが嫌いだった小山さんだが、採れたての味を知って、価値観が一変した。旬なモノを旬な時に出荷するため、毎朝休みなしで働き、配達をする。生産者とシェフが顔の見える関係で繋がっていることで、互いの信頼を強いものにしている。

カラフル野菜の小山農園
生産者 小山 三佐男


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カラフル野菜の小山農園
東京都立川市西砂町3-14-5
TEL.090-4817-0840
https://koyamafarm.com

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