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26号紹介

株式会社トキワシステム
業界初!木造住宅の制震装置で
日本の暮らしと未来を守る

地震の揺れを最大55%軽減
柱と梁の接合部分に施工する


藤波 木造住宅の耐震について、強い味方である制震装置「制震ダンパー」のパイオニアであると伺いました。
中本 『αダンパーExU(アルファダンパーイーエックスツー)』は、柱と梁に施工することで、地震の揺れを最大55%軽減します。この制震装置は、私がゼロから開発したもので、自分の分身とも言える大切なもの。取り扱いの工務店には直接出向き、施工先の耐震構造も確認しながら、取り扱いを説明します。
藤波 αダンパーはどう使うのですか。
中本 住宅のポイントとなる柱と梁の接合場所に施工します。木造の強度は接合部分が重要なのです。地震にあった時、油圧ダンパーで接合部の振動を熱エネルギーに変え、揺れを減衰させる仕組みです。
藤波 補強とは異なる仕組みですね!


業界を変えた
研究者たちの情熱


藤波 なぜ、制震ダンパーを開発することになったのですか。
中本 もともと、私は木造住宅と畑違いの分野で、機械専門の技術者でした。ある日、名古屋大学の先生から家の強度計測の機器について相談を受け、それが木造住宅に関わるきっかけとなったのです。
藤波 異業種からの参入だったのですね。
中本 耐震強度はそれまで目視でしか確認できず、実証ができなかった。世の中の役に立ってこそ、技術者だと考え、パイオニアになろうと決意しました。
藤波 計測から制震装置の開発を。
中本 はい。このαダンパーはまだ開発段階の時、名古屋で最大手の東新住建様が注目し、開発の協力を申し出てくれました。様々な研究者が関わっています。
藤波 軽いから、施工が簡単そうです。
中本 開発段階から、取引先として頭にあったのは、ハウスメーカーではなく地域の工務店です。技術を独占するのではなく、誰もが簡単に使えるものにして、消費者に広く安全を届けたかったのです。
藤波 それは、すばらしい想いですね。


技術者の使命は
世の中に役立つこと


藤波 今では競合品も出ていますよね。
中本 ええ、実は今、そのことで私は反省しています。競合品が広がることは適正価格で効果のあるものなら喜ばしいです。しかし、私は技術者なので一目見れば中身が分かります。いい加減につくられたものがウソやまやかしを使って出回るのを見過ごせません。これまでは「分かる人が分かればいい」と斜めに構えてきたのですが、それでは損をしているお客様に不誠実。正確に情報を伝える責任を感じました。
藤波 では、最近では発信に力を入れて。
中本 地震対策のHPを立ち上げ、情報発信を始めました。私の原点は技術者です。技術者は「作って満足」ではダメです。世の役に立ってこその技術なのです。
藤波 将来をどのように考えていますか。
中本 歴史ある木造住宅技術は、耐震に大きな可能性を持っています。その可能性を広げていきたいです。そして、将来は頑張っているご家庭のために、ハイスペック・ローコストの安心住宅供給を実現させたいです。
藤波 応援しています。

 

[ Column ]

中本社長は、もともとはエンジンなど機械の専門家。ポリシーについて、車に例えながら、ボルボの3点式シートベルトの話をしてくれた。ボルボは「人の安全に関わる技術を、独占してはならない」とシートベルトの特許を無償公開した。「安全のことは、価格面も技術面も、誰もが恩恵を得られるように工夫しなければならない」と中本社長は話す。制震ダンパーを追加施工する時代から、「あって当たり前」の時代へ。小さな装置が暮らしの危機を低減する。


[ Dragon Point ]

大学時代に柔道をやっていた中本社長。先輩から「バカと言われても、実直にやれ」と言われたことが、原点になっているという。会話のあちこちに小さくて弱い立場の人たちの役に立ちたいという情熱が感じられました。


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株式会社トキワシステム
代表取締役 中本 智規
【統括営業本部】
静岡県浜松市西区大平台2-48-24
TEL.053-525-8080
FAX.053-525-8822
【東京営業所】
東京都港区西新橋1-17-6 高嶋ビル7F
TEL.03-6550-9250
FAX.03-6550-9251
http://www.tokiwa-system.com

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