インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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28号紹介

株式会社G&T/エコアクティ
遺品整理で愛用品が再び生きる
海外孤児たちが働くリサイクル店支援

整理に困った時の
エコアクティ


藤波 設立の経緯を教えてください。
木下 当社はもともと廃棄物のコンサルティング会社でして、平成26年に私が事業を譲り受け、その後中古品を海外に送る事業に転換しました。それに伴い、社名を変更しました。現在では中古品を含めた輸出を中心に業務を拡大しています。
藤波 では、遺品整理業務は御社の事業のひとつですね。
木下 はい。遺品整理は『エコアクティ』という屋号で行っております。これまで法人様に向けて展開してきましたが、令和元年11月から一般ユーザー様にサービスを始めることになりました。
藤波 遺品整理は、突然身近に直面してしまう問題ですよね。
木下 そうですね。当然ながら、ほとんどの方は遺品整理を経験したことがありません。価格を提示されても根拠が分からず、ご不安になる方が非常に多くいらっしゃいます。不動産処分も伴うと、さらに複雑になりますよね。当社は丁寧な説明と徹底フォローで困りごとをサポートします。


カンボジアの孤児が
働くリサイクル店へ


藤波 遺品は処分されるのですか。
木下 いいえ。当社の最大の特徴は、リユースを前提とした買い取りを行っていることです。今、特に注力しているのはカンボジアのリサイクルショップへの輸出です。
藤波 なぜ、カンボジアなのですか。
木下 カンボジアには孤児院の支援スタッフが運営を任されているリサイクルショップがあります。こちらのお店では子供たちが値段決め、接客から配送までのすべてを任され仕事の基本を学ぶ環境が整っています。お店の経営者は売り上げの一部を孤児院に寄付し給料も支払います。またスタッフは自身の子供たちを養うことができない親御さんを優先的に雇用しており、我々はその理念に共感しています。
藤波 しかし、海外に送るとなると買取費用が安くなるのでは。
木下 当然、価値のあるものは国内業者に持ち込んだり、ご紹介も行います。正直、当社の買取費用は他社に比べ安いです。時には、処分費の方が安くなることも想定されます。ただ、思い入れのあるお品を廃棄できず、また誰かに愛用してもらいたいと思う方もいらっしゃいますよね。モノや思いを大切にしたい、そんなお声に応えています。


個々の事情にあわせ
お客様の『満足』を目標に


藤波 業者によって、やり方が違うのですね。
木下 例えば、お品物を丁寧に何日もかけて確認するような業者もあれば、確認抜きですばやく片づけたり、一律処分する業者もあります。私たちは、お客様の時間と費用両方に配慮し、あらかじめ大切なものを確認していただき迅速に対応します。
藤波 家の処分などはどうすれば。
木下 私は宅地建物取引士の資格を持っており、不動産売買には多少詳しいので、お客様のご事情にあわせて協力会社をご紹介します。
藤波 皆さんそれぞれの問題がありますね。
木下 当社の姿勢はgive-and-takeです。お客様に満足していただくことが一番。それぞれのお困りごとを最後まで責任をもって引き受けます。ご満足をいただける仕事をしていくことが目標です。
藤波 頼もしいですね。

 

[ Column ]

エコアクティは、なるべく費用と時間負担の少ないスピード感のある作業を心掛けている。時には大切なものを見逃してしまうのではないか…、という心配の声もあるが、実はリユースを前提に考えているため、お品物は一旦倉庫に集められた後に再び確認作業がなされている。明るい倉庫で再チェックをかけるため、発見しやすく手元に戻りやすい。「倉庫で行う二度目のチェックは、お客様がご覧になれません。だからこそ信頼関係を築くように心がけています」と木下さん。利益だけではない、笑顔が循環する仕組みが、エコアクティの看板だ。

[ Dragon Point ]

お品物に再びストーリーが生まれる!私も身近な人の遺品を整理しなくてはならなくなった時、再び使ってくれる人に差し上げるような、愛用品の生かし方をしたいと思いました。カンボジアの様々な人々の笑顔が見えるようです。

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株式会社G&T/エコアクティ
代表取締役 木下 賢治
大阪府大阪市此花区常吉2-5-51
TEL.06-6147-2666
http://gat2017.co.jp

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