株式会社鈴剛
高速セルフシュレッダーで
リサイクル循環を加速
紙問屋3代目の
ユニークな取り組み
お客様が、自分で機密書類を処理する「セルフシュレッダー」。2、000枚の紙を約2分で処理することができ、オフィス用シュレッダー機で平均1時間かかる作業が、ここに来るとわずか数分で完了すると好評だ。このサービスを始めたのは、古紙会社である鈴剛3代目の鈴木社長。
「お客様は、不要な紙を時短処理すると同時に、リサイクルで環境への貢献を実感していただけます。弊社は手間をかけずにリサイクル材料を仕入れることができ、両得です」。
富士市は「紙の町」と呼ばれ、古紙リサイクル業が多く、トイレットペーパーなどは全国シェア30%を占める。鈴木社長は、東京の半導体メーカーで働いていた経験を持ち、視点を変えて家業を分析した。「新しい取り組みをすることで、人が流れ、会社が外に開かれていきます」とガラス張りの風土を目指す。富士市の代表する社長のひとりとして、業界に刺激を与えることになりそうだ。
[ Dragon Point ]
従来の古紙リサイクル業務に安住せず、ユニークなアイデアを生み出した鈴木社長。これから同社を訪れる人はもっと増え、様々なビジネスが生まれる未来が予想できるね。
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株式会社鈴剛
代表取締役 鈴木 滋敏
静岡県富士市元町10-1
http://suzugou.jp
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