インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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29号紹介

社会福祉法人あすか会
太子町ぐるみでハッピーを
巻き起こす障がい者支援事業

地域の先頭に立ち
盛り上げる


藤波 藤波 「あすか会」は、障がい者も含めて暮らしやすい太子町を率先して提案していると伺いました。
岡本 当社会福祉法人は、聖徳太子ゆかりの土地・太子町で障がいの度合いや個人の資質に合わせて、暮らしや労働場所をサポートする6事業を展開しています。最近では町に障がいを持つ人が働き、地域の方にも開放できる喫茶スペース「ちゃのきcafe」をオープンしました。
藤波 風通しを良くし、町ぐるみで障がい者支援に取り組むのはなぜですか。
岡本 だれもが笑顔で暮らしやすい太子町にしたいからです。完全地域密着で、みんなの力でここを盛り上げていきたい。

障がいは十人十色
手をとりあって暮らす


藤波 町の方とはどのような取り組みを。
岡本 最近力を入れているのは野草≠食材として活用する取り組みです。地元の方や学者とフィールドワークをして、カフェで提供するなど特産品として売り出す商品開発をしています。
藤波 町おこしとも言える活動ですね。
岡本 あすか会は障がいを持つ方のご両親の想いがあり、20年前に誕生しました。当時は重度の方を手厚くフォローしていたのですが、相談支援事業を始めた中で軽度の方も増えています。彼らは100人いたら100通りの特性を持っており、特性を生かして働ける人もたくさんいます。町にある仕事を増やし、多様な活躍の場を広げていかなければと考えています。

すべての人が楽しく
暮らしていける


藤波 苦労の多い仕事では。
岡本 この20年、夜中に入所者が騒いで警察に引き取りに行くなど普通では経験できない日常を送ってきました。ですが、これらは私にとっては得難い経験ですし、苦労とは感じていません。楽観的な私のそばで働くスタッフの方が大変でしょうね(笑)。
藤波 今後はどのような未来を描いていますか。
岡本 ここで暮らす「あすかの家」の皆さんを看取るまで一緒に過ごしたいのです。私も引退がありますから、夢を引き継いでくれるスタッフを育てたいです。あとは地域に仲間がいっぱいいますから、みんなで楽しく色んな事に挑戦していきたいです。
藤波 活力にあふれた岡本さんから色んなパワーをもらいました。

 

[ Column ]

社会福祉法人あすか会は地域ぐるみの活動を展開することで、特産品を開発。さらにイベントを開催したりするなど、人の流れを生み出している。「ちゃのきcafe」では雇用を生み出し、さらに14時からは一般に開放して街のライブスペースや自習室などに早変わり。飲食や芸術、町おこし、介護や医療など様々なキーワードが好循環する輪を作り続けている。

[ Dragon Point ]

ポジティブでアイデアマンの岡本施設長。役所の方が「スタッフの方が大変ですのでほどほどに…」といさめるほどだとか(笑)。地域ぐるみで生きる社会福祉法人の姿に、日本の福祉の理想を見た思いです。

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社会福祉法人あすか会
統括施設長/理事 岡本 功
兵庫県揖保郡太子町太田2330
https://asuka-kai.jp

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