御菓子司 かじた屋
しっとりもちもち生どらやき
淡路島にある老舗五代目の挑戦
地元の名店が熱い
次々と新作発表
淡路島で130年続く和菓子店・かじた屋。お盆には朝の5時から行列ができるという地域の名店である。
切り盛りをするのは、和菓子の新しい境地を切り開く五代目の若店主と、毎日餡を練り上げる役割だけは譲らないベテランの四代目の2人。新旧合わさった新作和菓子が話題を呼ぶ。
最近、地域でファンを増やしているのが、もちもちとした食感の『生どら焼き』。五代目がもみじ饅頭の生地をヒントに創作したもので、こしあんをしっとりした生地で包んだ変わり種のどら焼き。口当たりが良くて食べやすい。他にも、淡路島の藻塩を使った菓子「藻塩大福」もヒットしている。
「常においしいものを出したいと考え、思いついたらすぐに作ってみます」と五代目。その味を確認し、お墨付きを与えるのは四代目。
「いつか店を拡張して、かじた屋の和菓子を食べていただける和カフェを建てたいですね」と夢を語ってくれた五代目。全国に和菓子の魅力を届けてほしい。
[ Dragon Point ]
この生どらやきは、ふたつ、みっつと手が伸びる。口の中から水分を奪われる感じがなく、しっとり。もみじ饅頭の生地はどら焼きをつくるためにあったのだ!
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御菓子司 かじた屋
五代目店主 梶田 貴一
兵庫県淡路市岩屋1352-3
TEL/FAX.0799-72-2157
営業時間 8:30〜17:00
instagram @kajitaya
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