インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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30号紹介

おおきベリー株式会社
新米いちご農家が見つめる
おいしいものを作る基本

脱サラして就農
仲間とのご縁に感謝


藤波 シーズンの時は、ここが一面、いちごが実る畑になるんですね。
上原 2〜3月は特にあまくて大きないちごが実ります。おおきベリーの「あまおう」は甘みがあって酸味もしっかり感じられるおいしさ。もぎたてを味わっていただけますよ。皆が腰をかがめて一生懸命、収穫する姿も見れます(笑)。
藤波 上原さんは、もと勤め人。脱サラして就農されたそうですが。
上原 はい。これからは生産者が強い時代になると予測し、独立して3期目。法人化も果たしました。大木町は、人口1万4千人に対していちご農家が100軒あるいちごの町です。課題はありますが、農業を始めて、仲間との出会いに恵まれ、やりがいを感じています。
藤波 どういった課題をお持ちですか。
上原 ひとつは、より安全な『あまおう』を極めるために、できるだけ農薬を控えていく努力をしています。育苗ハウスでは防虫ネットやUVカットフィルムを張り、虫を遠ざけることで余分な殺虫剤を減らすなど工夫を重ねています。
藤波 将来は品種改良や六次産業化を計画していますか。
上原 私は、農業の根幹は生産者としての地位を確立させることだと思っています。品種改良は、各県でしのぎを削って競い合っていますし、福岡県には「あまおう」というブランドがあります。今ある畑や人を大切にしながら「最高のあまおう」を育てたい。仕事をしていると多くの人との出会いがあります。そういった中で六次産業化についても、チャンスが巡ってくれば、ぜひ取り組んでいきたいと思っています。
藤波 仰る通りですね。まずは春のあまおう、期待しています!

 

[ Column ]

新しい農業の担い手として、仲間と連携しながら課題に取り組む上原さん。いちごの収穫は、ロボットによる自動化などはまだ先の話であり、高齢化や担い手不足による離農に悩む中、作業をいかに軽減するかなどの課題について、日々仲間と向かい合っている。

[ Dragon Point ]

贈答用に厳選されたエクセレントクラスは、桐箱に詰められ、東京の大手デパートの棚に7〜8千円もの価格で並ぶのだそう。今回は、華やかないちごの影に知られざる努力がたくさんあることを上原さんに教えてもらいました。

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おおきベリー株式会社
代表取締役 上原 基揮
福岡県三潴郡大木町大藪771
https://oki-berry.co.jp

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