保護猫Cafeあすなろ
明石の皆さんと考える
猫と人の居場所について

オーガニック食と
命に向き合うカフェ
兵庫県明石市にある「保護猫カフェあすなろ」は、オーガニックメニューがおいしい。地産地消の野菜をつかった日替わりランチやスパイシーシーフードカレーが人気だ。一方でここはいのち≠竦カき方について向き合う場所でもある。
「犬や猫を捨てたり虐待するのは犯罪。このことだけは訴えたいんです」と声を大きくするのは、カフェのオーナーで「一般社団法人あすなろ共生会」理事長の新田さん。
ある日、「野良の子猫たちを保健所に送りました」と記された回覧板を手に憤りを覚えた。「見て見ぬふりをする大人にはなりたくない。自分が行動しなければ…」と、子猫たちの里親を探し歩いた。自治会を説得して、のら猫を地域猫にしてもらった。
さらに、新田さんは、病気やケガで社会の居場所を失った猫たちのホームを作ろうと、シェルター活動を始めた。助けてくれるボランティアやドクターがたくさん現れ、明石の行政サポートなども利用しながら展開したが、直面したのは資金難だった。お金が足りない…、あまりに思い悩んでいた新田さんを見かねたのは夫。資金を得るためのカフェ設立に協力してくれた。あなたも、カフェあすなろで命について考えてみませんか。


[ Dragon Point ]
将来は高齢者の孤食をなくす「大人食堂」として、カフェを活用したいと話してくれた新田さん。こういう人がいるからこそ、より良い社会になるのだと、頭が下がった。
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保護猫Cafeあすなろ
理事長 新田 彩貴
兵庫県明石市西新町2-16-8
https://ameblo.jp/gab-jiji-daisuki
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