有限会社柿迫鈑金
府中市のトラック改造
オーダーメイドで受注

長年の信頼と技術で
再びボディーが生きる
柿迫鈑金は、『鈑金』の名が付くものの、一般的な自家用車の鈑金工場とは異なる。工場内に並ぶのは形状の違うトラックなど大型車両。
注文は「幌車型から、リヤー観音扉型に変更」「標準ボディーを土砂不可ダンプに」「床板取替して積載量を上げたい」など、改造、架装、修理といった専門性の高い内容だ。シャーシー(骨格)に、イチからボディーを取り付けていく作業など、時には受注を受けてから完成まで1年がかりで行う架装作業もある。
「各パーツをこのように取り付けましょうか、と細かく打ち合わせをして、あとは職人の感覚です。予算もありますが、まずはしっかりしたものを作るのが大切。1点ものを作り上げていく作業なので、やりがいがあります」
柿迫さんはもともとサッカーでプロ入りを目指していたスポーツマンで、責任感や根性は人一倍。祖父であった先代の仕事を10年手伝い、世代交代をした後も丁寧な仕事ぶりや納期の徹底で、取引先からの信頼を得てきた。
「お客様ごとに異なるご要望を聞き取り、重量計算を繰り返して作ります」と行程に手を抜かない柿迫さん。
今後の課題は人材育成。府中市で働きたい意欲のある相棒を募集中だ!


[ Dragon Point ]
街中の若者に柿迫さんの姿を見せたいぐらい、しっかりしている!年中休みなしで働いているそうだから、いいスタッフが増えたら、ワークライフバランスを保ってほしいね。
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有限会社柿迫鈑金
代表取締役 柿迫 正也
広島県府中市鵜飼町800-93
http://kakizakobankin.sakura.ne.jp
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