インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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32号紹介

医療法人 仁和会 和田病院
不眠、ストレス、汗をかきやすい…
もしかすると男性更年期障害≠ゥも

40〜50代の男性に多数発症
うつとよく似た症状で併発も


藤波 更年期障害は、女性特有の病気だと思っていました。
 『男性更年期障害』は、あまり知られていない病名ですが、女性と同じように、男性にも男性ホルモンの低下≠ェ原因で、更年期障害の症状が出るのです。年齢としては40〜50代ぐらい。症状としては筋力の低下、不眠、イライラ、疲れやすい、神経質になる、性欲が減少する、汗をかきやすいなどです。
藤波 うつ病の症状に似ていますね。
 仰る通り、うつ病と間違われることが多いです。来院者の3分の1はうつ病として治療を受ける中で疑問に感じた方で、併発している場合もあり、ホルモン低下が身体に及ぼす影響とうつが、悪循環する状態に陥っています。一方、ホルモン注射をすれば治ったという勘違いの場合も。残り3分の2は、男性更年期障害の知識があって来院される方と、勃起障害や性欲低下などの男性性機能障害で悩まれている方です。
藤波 自分は違うだろうと思っていましたがどうでしょう…年も年ですし。
 多くの皆さんは「自分は違うだろう」、「年だから当たり前」と思っていらっしゃいます。検査や治療は簡単なので、試してみると、明日から元気に過ごせるかもしれません。

検査やホルモン治療は簡単
効果は翌日から感じられる


藤波 試すと言っても大がかりでは。
 治療や検査は簡単です。ホルモンの数値を測定した上で、値が少ない場合は注射を打ちます。もともと体内にあるホルモンを充填し、筋肉量を増やす治療法なので副反応も少ないのです。ちなみに、海外のレスラーなどは、医療用の何十倍もの量を注射し、ムキムキの身体にしているとか。
藤波 治療にあたり、注意すべきことはあるのでしょうか。
 高血圧や生活習慣病を患っていたり、前立腺に問題があった場合は治療できないケースがあるので、しっかり問診します。もし何か問題があったとしても、医療用は1度の注射で、病状に深刻な影響を与えるほどの量ではありません。
藤波 どのぐらいで効くのですか。
 極端な話、注射を打つとその日から効果が出る人もいます。明日、藤波さんの気分がすっきりしていて、元気であれば、『男性性機能障害』の専門医は全国にありますので、治療を続けてください。
藤波 あっけないほど簡単ですね!

ホルモンの治療分野が進歩し
男性がもう一度輝ける世の中を


藤波 「男性性機能障害」の専門医は全国でも珍しいですが、なぜですか。
 医療世界の中でも女性ホルモンに対し男性ホルモンは圧倒的に学術研究が少ないのです。私は、日本の男性が平均して6年も寿命が短い原因が、男性ホルモンの特性にあるのではないかと考えてきました。現在、日本で100歳以上長生きしている約8万人のうち、なんと約7万人は女性なのです。
藤波 和田病院自体は総合病院ですよね。
 地域でも歴史もある総合病院で、整形外科、外科など複数の診療科があります。院長が自由な研究を許してくださる方で、私が『男性性機能障害』の治療の分野に可能性を見出し、専門的に研究することを応援してくれます。
藤波 多くの男性に知ってほしいですね。
 性欲減退などは、人に話しにくい内容で、情報の広まりが遅いのです。受診者が増えることで、研究も促進されますので、積極的に相談してほしい。医師として、男性がもう一度輝ける世の中を作りたいです。
藤波 明日、元気になっているか楽しみです!

 

[ Column ]

男性ホルモン(テストステロン)を調べるのは、血液検査で行う。数値は11.8以上で一般的、8.5未満の場合は、注射治療を行うと大まかに設定されている。しかし、男性ホルモンの数値は人によりバラバラで、実際は若い頃からの減少率が問題である。若い頃にホルモン数値を測定している方は少ないので、ためしに打ってみて診断することも多い。見た目が筋肉質な方でも、発症の可能性を持つ病気なので、懸念があるなら受診してみよう。

[ Dragon Point ]

私も67歳で、不眠や疲れやすさを年のせいにしていたけど、実は『男性更年期障害』である可能性を知り、驚いた。特にうつの症状と混同されることが多いと聞いて、正しい治療法が選択されてほしい。検査も治療もアッと言う間。注射を一本打ってそれで終わりだ。これが効いたら、来月から通ってみよう!

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医療法人 仁和会 和田病院
副院長 林 則宏
大阪府大阪市鶴見区横堤3-10-18
TEL.06-6911-0003
http://www.wada-hp.net

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