インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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32号紹介

株式会社播
先染めの美しさ『播州織』
各プロの意地が織りなす綾

200年の伝統を持つ技術
メイドインジャパン品質


藤波 グラデーションが繊細で美しい。
藤井 これは日本を代表する織り物を知っていただこうと発表した『播州織』のストールブランド『fabori』です。
藤波 美しい発色ですね。
藤井 ありがとうございます。播州織は糸を先に染めてから織る『先染め』が特徴で、産地である兵庫県西脇市は澄んだ軟水に恵まれ、200年以上前から、美しい先染めの技術が受け継がれてきました。子供の頃は、街を歩くとあちこちからガチャンという織り機の音が聞こえ、日本のガチャマン景気を支えたものです。
藤波 播は商品企画を担当する産元ですが、なぜストールを製造しようと。
藤井 播州織には、染色、糸の配列、糊付け、織り、糊落とし、など製造過程の中で実に多くの職人技術が入っています。しかし、近年は生地を海外で縫製することも多く、メイドインジャパンのブランド力は影に隠れてきました。それなら、伝統を守るため、我々で縫製まで手掛けることでブランドを知っていただきたいと。
藤波 若手を中心に発信されていると。
藤井 市が織物の魅力を発信しようと若者移住を促進しました。製品をプロデュースする当社の鬼塚も東京から移住したのです。従来、播州織は大量生産のための技術でしたが、鬼塚は分業体制に魅力を感じ、各技術を掘り下げ、ストールに経糸と緯糸の複雑な配列や密度を試し、先染めの特徴を表現しました。当時は各工場から「そんな複雑なことはめんどうだ」と嫌がられましたが「産地のパワーを見せよう」と説得した結果、良い商品が生まれたのです。
藤波 各現場におけるプロの意地が綾となって織りなされているのですね。

 

[ Column ]

英語のfavorite(お気に入り)・fabric(織物)・ori(織り)を組み合わせて「fabori」。播州織最大の産元である株式会社播から、多くの職人が織りなす播州織の魅力を知ってほしいと発表された。ことの始まりは、兵庫県西脇市が伝統工法を守ろうと『ファッション都市構想』を企画し、最大の産元である同社がそれに応じたことに始まる。若者を中心に革新的なものづくりで、伝統を今によみがえらせた。

[ Dragon Point ]

この播州織をよく見ると糸で複数の虎が織られている!アッと驚く美しい先染めの表現。ストールだけでなく、インテリアや私のリングコスチュームにも良さそうです。

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株式会社播
代表取締役社長 藤井 康誠
【西脇本社】 兵庫県西脇市小坂町41
【加西工場】 兵庫県加西市殿原町400
【東京出張所】 東京都台東区蔵前2-1-18アムフラット蔵前1階101号室
http://www.bon-tex.com
■オンラインショップ 
https://fabori.shop

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