インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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34号紹介

株式会社パレンティア(Valentia)
お坊さんの業務管理ツールで
心の拠り所となるお寺を復活

家の問題も、心の問題も
お坊さんがいてくれたら…


大河内 この9月にお寺に向けた業務管理ツールを発表されるそうですね。
大木 はい。スマホやパソコンから寺業務を把握するもので、檀家の家族構成、回忌やお墓といった情報から、盆や彼岸、葬儀のスケジュール管理、お布施などの入金管理も行えます。
大河内 なぜ、僧侶に特化したのですか。
大木 当社は全国1,300カ寺と契約し、葬儀などへの僧侶派遣業務を行っており、常に僧侶の方々と親しくしております。そんな中、皆さんの檀家を思う姿には心打たれるところがあり、ある方は檀家1,000名のフルネームを全員漢字で書けますし、ある方は墓でお参りした方に偶然会うと「今日は、〇〇さんの3回忌でしたね」と命日を覚えており、声をかけておられました。
大河内 日本人の多くは、昔から寺を心の拠り所として、故人とのお別れや供養の儀式をしてきましたよね。
大木 はい。ところが近年、寺の価値は認識されにくくなりました。忙しいお坊さんも増える中、IT導入により業務を効率化すれば、檀家との関係性をより深めることに時間を使え、将来、社会における寺の価値向上に繋がるのではと。管理ツールでは、例えば通話アプリなど檀家ごとに連絡方法も記録でき、若い人に寄り添った手軽なやり取りも促されます。
大河内 業界初の取り組みですか。
大木 僧侶向けツールは従来からあるのですが、簡易なものが多いのです。当社はアプリ化を行うなど機能を充実させており、価格も月々696円(税込)で提供いたします。
大河内 葬儀や法要も管理するのですか。
大木 はい。最近は葬儀を行わない家も増えましたが、やはり最後のお別れは大切。僧侶を中心に葬儀社、花屋などワンチームで執り行うことで、本来の納得できるお別れを支えたいです。
大河内 なんだか古き良き日本社会に原点回帰するような!期待しています。

 

[ Column ]

大木さんが管理ツールの延長線上に取り組むのは、寺サービスの見える化。檀家に対し、寺社側がサイトに広告を掲載できるサービスを付与したり、家の家族構成を理解している寺が高齢者の見守りを代行したり、檀家に本堂を無料活用してもらったりとアイデアは色々広がる。大木さんは、互いに理解が進めば、もっと価値を認めあえると考えている。

[ Shiho Point ]

お話をお伺いし、寺離れや葬儀離れは、私たちの拠り所を失うことにも繋がっているのではないかと気づきました。日本人の心の問題とお寺の問題を、ITを使ってより良く変化させようとする大木さんの取り組みを応援しています。

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株式会社パレンティア(Valentia)
代表取締役 大木 隆博
東京都江戸川区南小岩7-7-5
TEL.03-4405-8742
https://valentia.net

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