旬果鮮菜夜明けのポポー合同会社
京都府綾部市で大きく
甘い万願寺とうがらし
日本・中山間地域の
農業を活性化したい
「万願寺とうがらしはこのあたり最大の特産品です。綾部は寒暖差の多い気候と粘土質の土壌があり、いい野菜が育ちます。見た目も味も最高級なものを栽培して、皆で町を盛り上げようと取り組んでいます」。
高橋さんは、以前、経理事務の仕事をしていたが、若い頃から独立を考えていたこともあり、故郷に戻った時、広がる田畑に「農業もいいな」と気づいた。2010年に創業し、2016年に就農。2020年には大規模な耕作放棄地を請け負い、法人化させている。万願寺とうがらしの部門で京都府知事賞を受賞し、地域を担う若手農家の一人として活躍する。「綾部は少ない土地をどう生かすかが課題です。ノウハウを作り、日本各地にある中山間地域の農業のトップランナーになりたいです」と意気込む。
社名「夜明けのポポー」のポポー≠ニは、戦中戦後に愛されていた果物の名前。「象徴的な社名は、ポポーが実っていた食糧難の頃のように、農家が職業として魅力を持っていた時代を取り戻す、その夜明けになりたい≠ニの願いを込めて名付けられています」。農業界に日を昇らせる力強い名前だ。
[ Dragon Point ]
高橋さんの畑では、万願寺とうがらしの他にも、アスパラ、ホワイトコーン、えびいも、あずきなど、地域性を生かした作物を育てています。
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旬果鮮菜夜明けのポポー合同会社
代表社員 高橋 孝明
京都府綾部市西坂町堂ノ岡59
TEL.080-5317-6430
https://www.y-popo.com
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