農事組合法人 支倉牧場生産組合
バイオマス事業でよい肥料
日本最大オーガニック牧場
興部の人と街を大切に
牧草牛を未来につなぐ
北海道の道東、オホーツク海を北上したところにある興部町は、人口の3倍は牛がいるという乳牛の街。支倉さん夫婦はそこで東京ドーム36個分という日本最大級のオーガニック牧場を運営している。
「3代前からこの地で酪農をしており、現在約350頭の乳牛を育てています。2010年からはバイオマス事業に参画。牛の排泄物とオホーツクのホタテのウロなどの廃棄物を使って良質な自然の肥料を作り出し、肥料をRe活用して、オーガニックの牧草を作っています。いわゆる循環農業ですね」。
2016年からはオーガニックの草で育てたホルスタインのオーガニックビーフを育て、2019年に完成。牧草のみで育てる牛は肥らせるのに時間がかかり、毎年2〜3頭のサイクルしか出荷できないため採算は度外視だが、酪農家の新たな事業モデルになればと話す。
「すべては人と人とのご縁。興部町のためにも、将来につないでいきたいです」。
愛情込めて育てた2頭の牛たち。可愛いがり過ぎて、出荷する時には夫婦して泣いてしまうのだそう…。この可愛い二頭が、未来の酪農を作ります。
[ Dragon Point ]
ご夫婦は朝4時に起きて朝夕と搾乳。その間に広大な牧草地を見回り、種や肥料をまいたり、刈り取ったり…。牧場仕事はのどかでいいと思っていましたが、実は時間に追われ、大忙しだそう。
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農事組合法人 支倉牧場生産組合
代表理事 支倉 博
北海道紋別郡興部町字豊野150-1
TEL.0158-82-3826
https://www.mileate-union.com
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