インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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34号紹介

一般社団法人ラストワンマイルドライバーズ
個人ドライバーを支える仕組み
保障や待遇改善、福利厚生提供

一人一人の豊かさのために
全体で支え合う団体設立


藤波 全国初、個人(事業主)ドライバーのための組織とのことですね。
古森 はい。当法人は小規模な運送会社に所属する方を含めたフリーランス形態の、ドライバーのための組織です。一人あたり月会費千円で、医療や福祉、冠婚葬祭、レジャーを補助する福利厚生=Aケガや休業を補償する保険=Aガソリンなどをグロス購入することで単価を下げる経費削減≠提供しています。
藤波 組合のような仕組みですね。なぜ、この組織を作ろうと。
古森 私は以前、大手運送会社で、ドライバーを統括する役職に就いていました。社員以外に個人事業主が200名ほどいたのですが、全員同じ仕事をしているのに待遇が随分違うなと…。実は私の職歴スタートは、芸能事務所のマネージャーだったのですが、この業界に入った時もドライバーをタレントのように見て、一人一人の輝きを支えたいと感じました。
藤波 輝くためには支えが必要ですね!他にはどんな取り組みがあるのですか。
古森 私が重要視するのは、教育機関としての働きです。軽貨物運送は届け出を出したその日に仕事を始められるので、業界を安定させるためにもサポートが必要です。さらに、ドライバーから一番要望が多いのは「仕事がほしい」という斡旋です。我々は配送を必要とする大小組織から仕事を一手に請け負い、それを分配しています。その際、大手運送会社に対抗するために重要となる独自の配送追跡システム≠開発しました。
藤波 武器と防具の両方を持てますね。
古森 以前、雇い主のコンプラ違反で、何の罪もないドライバーたちが翌日から仕事を失ったことがありました。常に情報を持つ者が有利となる業界構造もありますので、弱者を作らぬようアンテナを張りながら、最後のワンマイルを走り抜ける一人一人の活躍に光をあてたいです。
藤波 応援しています。

 

[ Column ]

古森さんはファンタジスタという運送会社も別で経営している。若い頃は矢沢永吉にあこがれて芸能プロの門を叩いたこともあり、日頃から「お前はファンタジスタだ」と言われていた。芸能から運送業界に変わっても、情熱をもって人の輝きを見つめている。「時に自由すぎる個人事業主ですが、やっぱり人を支えたいのです」と苦笑い。

[ Dragon Point ]

皆が漠然と必要だと感じているインフラも、率先して腰を上げる人はなかなかいない。古森さんの気概が約1,600名のドライバーと、その後ろにある家庭を支えているのだと頼もしかった。全国に広がりますよう。

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一般社団法人ラストワンマイルドライバーズ
会長 古森敬三
福岡県福岡市博多区中洲5-6-24第6ガーデンビル2階-D
TEL.092-292-4541
https://lod.or.jp

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