インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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35号紹介

株式会社アットパッシブ(at passive)
茨城の自然を取り込む建築
光や風を使って快適性を設計

断熱×風・光を活用
茨城ならではの快適な家


藤波 『パッシブデザイン』は、土地の持つ力を最大限に生かす設計ですね。
 パッシブとは自然という意味です。現在は高気密・高断熱の家が主流ですが、それに風≠竍太陽の光≠ニいった場所の持つ力を、可能な限り設計に取り入れる、という考え方です。
藤波 茨城県を中心に、完全オーダーメイドで建築設計なさっていると。
 『パッシブデザイン』は敷地面積が広く、晴れの日の多い茨城県にとても適しています。せっかく土地も安く、自然豊かなこの辺りで都会にある狭小住宅のような家づくりをしてしまうと、寒暖や通風のストレスを感じたり、光熱費がコスト増になることもあります。
藤波 どのように設計するのですか。
 私たちがまず最初に検討するのは、太陽光です。太陽の光がどのように敷地に届くのか分析し、断熱を考えながら、明るさを取り込むべく、高窓も含めた窓の配置をします。同時に風の流れも考えます。窓に関して言えば、例えば窓ガラスの種類、大きさ、設置場所ひとつで、室内温度は大きく異なるのです。適切な位置に窓をつけ、断熱材を効果的に使うことで、冬はあたたかい家になり、庇をつけて、天井で断熱することで、夏は涼しい家になります。
藤波 見事に自然を利用した構造だ!磯さんは、お一人でやっているのですか。
 はい。住宅会社では儲かりはじめるとモデルハウス設置や営業メンバー強化など、住宅そのものに傾ける力が弱くなります。余計なコストをかけず、お客さまに還元しようと独立しました。
藤波 今後の目標は何ですか。
 まずは100軒しっかりしたパッシブデザインの家を作り、それを持続させたい。いつかはパッシブデザインが当たり前の考え方になる世にするのが夢です。
藤波 エコな時代にあう考え方ですね。

 

[ Column ]

朝、光を浴びて起床する、朝食を明るい中で食べるなど、パッシブデザインは間取りも自然の条件と人々の生活により添って考えています。窓からはプライバシーに配慮しながらも、緑ある風景を大きく取り込めるよう工夫。ちなみに外壁の色やモダン系などのビジュアルについては、自分の好みで決めることができる。

[ Dragon Point ]

私がお城好きとあって、日本のお城のことを教えてもらった。お城とはまさに根本的なパッシブデザイン。四方向に窓があるのは、四方から風が通るようにする工夫。昔の人にとって、パッシブは当たり前の考え方だったらしい。

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株式会社アットパッシブ(at passive)
代表取締役社長 磯 忠宏
茨城県水戸市南町3-3-43
小林ビル3F A-2
TEL.029-297-2007
https://www.at-passive.com

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