インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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35号紹介

株式会社東亞電機製作所
金融のプロが率いる製作所
電気のこと、お任せください

ものづくりにあこがれて
事業を継承しました


藤波 こちらは歴史ある電気工場と。
水野 創業85年、電気を取りまくものづくりを貫いてきました。現在は制御盤設計・製造を中心に行っています。皆さんのご家庭にあるブレーカーより大型で複雑なものを、企業に向けて作る工場とイメージしていただければ。
藤波 例えが分かりやすい。水野さんは昨年、社長に就任されたのですよね。
水野 私は4代目にあたるのですが、M&Aで事業を継承しました。それまでは長年、金融畑で中小企業への融資などを担当。金融は重要な仕事ですが、お金は目に見えないもの。お客様のものづくりを眺めているうちに、達成感のある仕事が羨ましいなと…。いつかは独立したいという気持ちがあり、独立するならものづくり、となりました。
藤波 夢が叶いましたね。社長になられて新しい商品も発表されたと。
水野 変化の激しい時代ですので、何か新商品に挑戦しようと開発を進めました。ちょうど私がIT分野に長けた技術者を揃えたこともあり、コストをかけずにITと電気を組み合わせた機器を作ろうと。
藤波 それが『SmartE+(スマートイープラス)』のスマートグラスですね。
水野 これはいわゆる画像解析眼鏡でして、ズームアプリと連動して遠隔地とつないで同じ画像を共有できます。例えば新人がこの眼鏡をかけて、遠隔にいる先輩に質問すると、先輩は画面を見て指示することができます。建設現場や工場、病院、などで便利な商品です。
藤波 今後はどのような展望を。
水野 まず、1年でしっかり制御盤の事業基盤を作りたいです。5〜10年後は現場はベテラン職員に任せながら、私は元金融マンの経歴も生かし、経営に専念することで、市場を切り開きたいです。
藤波 頼もしい社長が就任されましたね!

 

[ Column ]

『SmartE+』のスマートグラスは現場作業を効率化させるアイテム。モバイルルーターの活用により、Wi−Fiが脆弱な日本でも安定した運用が可能。サブスクリプションで月額3万5千円(税抜)。他社に比べると圧倒的な低価格である。最低限のシンプルな機能を付与し、取り扱いの良さを追求した結果、求めやすい商品が実現した。

[ Dragon Point ]

スタッフは電気工学を学んだ人が多く、皆真面目で熱心。IT技術者も含め現在12名の組織は、配電盤の町工場としては大所帯。ここ淀川区には同じ配電盤を扱う企業も多いそう。水野社長にはぜひ、下町のものづくりを盛り上げてほしい。

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株式会社東亞電機製作所
代表取締役 水野 宏之
大阪府大阪市淀川区野中南1-2-11
TEL.06-6301-0651
https://toa-electric-mfg.co.jp

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