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37号紹介

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医療法人社団 医進会 小田クリニック/小田バイオ免疫研究所
ガンや疾患を予防治療する
最先端『NKM免疫細胞療法』

先進分野における国際医療
安全・有効・持続に責任


 新宿区にある免疫療法の国際病院と伺いましたが、海外の患者が多いだけでなく、韓国や中国地域での展開もあるのですね。
小田 私は中国で医療を学んだ後、さらに韓国と日本の両方で研鑽を積み、以降約22年間、国際医療に携わっています。当院は韓国の特区に医療機関(総合病院・研究所)があり、同国では日本の医療機関として初めて『MFDS(韓国食品医薬品安全庁)』の許可を取得するなど、評価を受けました。また、中国では『北京301病院』を中心とした複数の医療機関と提携し、年間8,000人という規模の臨床を行っています。
 海外との連携で医療は進展するのでしょうか。
小田 日本では治療を受けるにあたり、一人一人丁寧な選択を求められますが、中国や韓国では、スピード感のある臨床が可能です。私は20年前から免疫療法についての基礎研究を始め、細胞の培地から臨床まで確立しました。また、再生医療の分野では、『幹細胞』、特に『間葉系幹細胞(皮膚幹細胞、骨髄幹細胞、脂肪幹細胞、脳神経幹細胞、臍帯幹細胞)』を研究。ガンを始め、全身性免疫疾患、変形性膝関節症、パーキンソン病や認知症、各神経症の治療をいちはやく推し進めています。
 同院はビル一棟で研究から、培養、臨床まで一貫して管理できる設備が整っていますね。
小田 先端の医療で重要なのは、安全性、有効性、持続性に責任を持つことです。医療法人社団医進会は平成9年に設立しましたが、ここを医進会と名付けたのは、「医療は研究・臨床の両面で取り組んで進歩させねばならない」との思いがあったからです。

基礎から臨床応用まで
自分を強くする免疫医療


 小田先生が独自に開発した『NKM免疫細胞療法』について教えてください。
小田 『NKM免疫細胞療法』のNKはナチュラルキル=Aつまり自然≠フ力を用いて身体を守る方法です。具体的にはリンパ球に含まれる免疫細胞のひとつで、ウイルスや細菌、がん細胞といった脅威に対抗する能力を備えた細胞を用います。Mとはミックスのことで、一般的な免疫療法と異り、単一の細胞のみならず、複数種類の免疫細胞を取り入れるため、転移や再発を防ぐ力が高いのです。
 ガン早期発見に有効と伺いました。
小田 はい。免疫療法の考え方の根本は予防医学で、早期に予防・発見・診断することでより有効になります。実は私たちの身体では日々、ガン細胞が発生していますが、それを体内の免疫システムで除去しています。ガンが30年かけてゆっくり1センチほど大きくなるとすれば、免疫システムさえ働けば、ガンほど予防できる病気はない。予防という言葉は、通常、病気がない時に使いますが、すべては地続き。常に現象は起こっていて、それに名前がついたら病気になります。
 リスクを知っておくことも必要ですね。
小田 当院ではガンについて、『ガン遺伝子検査』『免疫細胞検査』『抗体検査』など、複数のアプローチで発ガンのリスクから、発見、経過までを診ています。
 発ガンしてからも有効でしょうか。
小田 発がん後であっても免疫機能を高めることは重要です。がん患者の免疫細胞は、がん細胞の働きにより免疫機能が抑制されています。この抑制を解除する抗がん剤としてはオプジーボ・ヤーボイが有名です。しかしながらオプジーボ・ヤーボイは副反応が多く、体内の免疫バランスを崩す危険性があります。当院で開発した「NKMplus 免疫細胞療法」では免疫細胞を培養する際にオプジーボ・ヤーボイなどの治療薬を添加します。添加することで、がんによる免疫細胞の機能低下を解除し、より抗がん効果の高い免疫細胞の投与が可能になりました。さらに培養工程を工夫することで、本来オプジーボ・ヤーボイを投与した際に発生する副作用を無くすことも可能となっております。また「NKM免疫細胞療法」は他のがん治療法と併用することによって、その治療法の副作用を軽減し、さらにがんに対する治療の有効性を高めることが出来ます。
 ガン以外にも有効ですよね。
小田 がん以外の疾患についてはB型肝炎やC型肝炎に対する活用を行ってきました。「NKM免疫細胞療法」によるB型肝炎やC型肝炎の原因であるウイルスの除去が確認されており、さらに肝機能の安定化や肝癌の予防効果も見られています。また昨今の新型コロナウイルスについては、PD-1(これが陽性である免疫細胞はがんの抑制機能を受けます)の陽性率がコロナの感染及び重症化リスクに関係していることが臨床的に明らかになりつつあります。現在もPD-1陽性患者への新型コロナウイルスに対する免疫療法の効果が観察されています。さらには糖尿病や中枢神経系疾患、感染症やパーキンソン病についても「NKM免疫細胞療法」との併用による投薬量の減少が期待されています。
 コロナへのエビデンスは心強いです。

再生医療における幹細胞
先端分野の普及を目指して


 『再生医療』ついて教えてください。
小田 私たちの細胞には寿命があり、多くの細胞は分化した後にやがて死にます。しかし、損傷した組織や器官は『幹細胞』により修復・再生させることができます。基本的な手法は、脂肪組織の一部を採取し、幹細胞を取り出して培養した後に患者さまに投与するものです。現在では、複数の医療機関と協力していて、軟骨や骨の基礎細胞、血管、じん帯組織を作ることに成功し、将来は心臓の一部組織を作って埋め込むことも目指しています。
 今後はどのような方向に向かうでしょうか。
小田 現在、治療を受けるには経済的な側面も必要ですし、まだまだピラミッド型の先端医療ですから、「まずは誰でも受けてください」と言えるものではありません。しかし、当院では積極的に勉強会を開き「免疫療法とは何か」「再生医療とは何か」といったことを、皆さんに広く発信して、この分野を伸ばしていくよう努めています。

 

[ Column ]

同院は23年前、外国語が通じる医院として新宿に招かれ、スタートしました。また、11月には新たに銀座、カルティエビルの11階に『銀座小田クリニック』をオープン。医療の提供に地域医療拠点が重要と考える同院の新拠点をぜひご活用ください。

[ Corner Point ]

今、欧米のスポーツ界では、選手の故障に備えて、いつでも使えるように幹細胞をストックする考え方が浸透しているそうだ。同院でも細胞は10〜50年長期保存することが可能。日本の球界でも導入が始まりそうですね。

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医療法人社団 医進会 小田クリニック/小田バイオ免疫研究所
理事長・総院長 小田 治範
東京都新宿区大久保1-11-3大東ビル2F・5F
TEL.03-5273-0770
■医療法人社団医進会 銀座小田クリニック
東京都中央区銀座2-6-12大倉本館11F
TEL.03-3528-6887 (代表)
https://www.ishinkai-mc.net

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