インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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38号紹介

かしのき子育て支援センター/株式会社樫の木学園
山形県の個性派子育て支援
人生の応援拠点になりたい

書家・俳人・教育者・研究者
多様な表現を結実させたい


藤波 独立系の「子育て支援センター」は山形県初だそうですね。
冨樫 はい。通常は保育園内の空間を利用することが多いのですが、当センターは「通いやすさ」というニーズを汲み、保育園とは別建てで作りました。子育て世帯の皆さんに喜ばれ、相談や息抜き、ママ友づくりの場としても好評です。2020年オープン以来、利用者が増加し、今では一カ月あたり約200〜300名もの方が利用します。
藤波 こちらでは子ども達が水書道といった珍しい教育を受けられると。
冨樫 実は、私の専門分野は書道だけでないんです。書道以外にも、俳人や川柳作家としての顔もあり、取り組む分野はすべて全国レベルの水準を意識して活動しています。書道教室の生徒に俳句を教えると、俳句に興味を持つ子どももいますし、さらには全国大会で一番の賞に輝いて表彰された子どもも昨年だけで三名います。ここは私の個性的な経歴を越境的に生かせる場としても考えており、他センターとの差別化にも繋がっています。
藤波 書道を習いに来たら、書道だけでなく俳句まで上達する機会があるのは、子ども達にとっては棚からぼた餅以上の思いがけない幸運ですね。教育者としても優れた冨樫さんは、なぜ起業の道に進んだのですか。
冨樫  はい、教え子を中心に天童市内から俳句で全国的な活躍をした子どもが多く出たことで、教え子達の全国大会での入賞句が小学校の俳句の授業で参考句として教材に使用されたんです。経営することで、枠や殻にはまりすぎた一般の世界では出会うことのできない世界が確実にあります。私自身が枠にはまらない生き方をして、自身の可能性を存分に広げてきたからこそ、その世界観を最大限に活かすツールが自らで事業を担うことだったのだと思います。支援センターの水書道をきっかけにして、書道の上達だけでなく、俳句での実績までつなげられたのは枠を飛び越えた成功事例のひとつになるのではないかと思っています。
藤波 まだまだ展開が広がりそうですね。
冨樫 私は、文化人や芸術家、経営者、研究者、教育者として、深く広く極め、一度きりの人生の総体積を最大限に広げた人生にしたいと考えています。事業もここを拠点に、いずれは地域の皆さんのライフステージを網羅する経営を目指していきたいです。

 

[ Column ]

子育て支援センターを利用する保護者の皆さまからの温かい寄せ書きメッセージを頂いたり、お人形の着物を手作りで製作してプレゼントしてくれたりと、利用者からの愛に支えられて、かしのき子育て支援センターは運営している。

[ Dragon Point ]

俳人・川柳作家としての冨樫さんの腕前はまさに全国レベル。あの有名な『伊藤園 お〜いお茶新俳句大賞』にも四年連続で入賞されている。全国大会で活躍する生徒を何人も育てており、山形県俳人協会の役員としても活躍中。

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かしのき子育て支援センター
かしのき保育園 株式会社樫の木学園
代表取締役 冨樫 正義
山形県天童市芳賀タウン北3-10-12
TEL.023-666-4830
https://kashinokigakuen.com

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