インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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42号紹介

株式会社ひうらアグリ
北国『美優米ゆめぴりか』
身体にやさしいお米です

農業法人の目標は地域貢献
学びと研究を重ねたお米


大河内 国内でも評価の高いゆめぴりかをさらにブランド化したのですね。
樋浦 美唄地区の優しいお米と書く精米ブランド『美優米ゆめぴりか』を作っています。私は農家になる前は医療事務をしており、「身体にいいお米を作りたい」との思いから、とりわけ土壌の栄養成分を見直してきました。また農業とは科学≠ニ考え、海外検査場でデータ分析。ミネラルやマグネシウム含有量に注目し、有機成分の肥料を撒くなどバランスのとれた土づくりをしています。
大河内 美唄の名を冠したのはやはり地域への思いからですか。
樋浦 私は農業だけでなく、周辺の農家から米を仕入れて検査し、精米する多角経営をしています。当社のテーマは地域貢献。どうすれば地域の農家がより豊かになるかいつも考えています。
大河内 土壌以外に、精米や栽培にもこだわっていると聞きました。
樋浦 実は玄米をどこまで削るかなど精米で大きく味が変わります。また、割れた小粒の米が混ざるとデンプンが出て一気に水っぽくなることから、最後にふるいをかけるなど手間もかけています。さらに農薬を抑えた栽培にも取り組んでいます。消毒薬の変わりに60℃の熱湯につけたり、雪解け水を田に使用するなど常に研究を重ねています。
大河内 すごく勉強されていますね。
樋浦 農家は今、ただ生産して売るだけでは食べていけません。いいものを作るために必死で勉強しなければダメ。いいモノを作れるだけでなく、コストも考えた経営視点も必要です。私が良い暮らしをすると農家になりたい若者も増える、そう信じて進みます。
大河内 まさに、地域貢献ですね。

 

[ Column ]

研究肌の樋浦さんは稀少米『龍の瞳®』を分析したかと思えば、スーパーで販売されている『ゆめぴりか』を買って食べ比べるなど日々、科学的な視点でお米と向き合っている。忙しい農家の毎日、2021年は仕事を頑張り過ぎた結果、無理がたたってケガをしたことも。今後の目標はコンテストに出品して、自社の米の正しい立ち位置を知り、更なる高みへと挑戦することだ。

[ Point ]

栄養学を学んでいる私もお米の精米や栽培について、知らないことが多く、樋浦さんの知識量に驚かされました。農家は必死に勉強しなくてはならない、そんな言葉が印象的でした。『美優米ゆめぴりか』を応援しています。

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株式会社ひうらアグリ
代表取締役 樋浦 敏幸
北海道美唄市西美唄町山形2区
E-mail t.hiura@hiuraagri.com
https://www.hiuraagri.jp

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