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医療法人社団都筑会 つづきレディスクリニック
産婦人科医療×プラスαの革新
メディカル×ビューティーの提唱

医療に掛け合わせることで
新しいサービスを生み出す


吉岡美穂 代替わりして3年目、縦断的な診療をする医院として発展していますね。
吉岡院長 大学病院勤務を経て、もっと自由に挑戦したいとの思いもあり、本院を継承しました。就任後は取り組みを増やし、従来の4倍に及ぶ来院者数があります。
美穂 先生が医師を目指した理由ですが、家が婦人科医の開業医、お母さまは助産師をなさっていたと。
院長 生活に医療が馴染んでいました。旅行や外食中でもお産となると帰宅。子どもながら、応援の医師にお茶を出すなどしてねぎらった原風景があります。
美穂 1年間、聖マリアンナ医科大学で産婦人科医を勤めた後、救命救急を含む一般病棟で勤務なさったそうですね。
院長 卒業後2年間勤務した後、カナダのブリティッシュコロンビア大学に留学しました。病院を5時に出てプライベートを謳歌するカナダの医師生活からは、大きな影響を受けました。2021年、私は、東京オリンピック・水泳競技に救護ドクターとして参加したのですが、それも私自身が、カナダで一流コーチが在籍する水泳チームに入っていたことに由来します。帰国後は大学院生として婦人科腫瘍を研究してきました。
美穂 日経アメリカ版ウォールストリートジャーナルで若手のリーダーとして、取り組みの評価も受けておられますね。
院長 私には従来の医師の枠組みだけで完結したくないという思いがあります。例えば医療脱毛の導入もそのひとつ。産婦人科の治療内容にはすでに医療だけでは完結しないモノがありますが、私は産婦人科医療×プラスα≠ナ、女性に対するトータルケアを提供したいのです。
美穂 産婦人科の革新ですね。

医療から脱毛・生理まで
夢は女性のための複合ビル


美穂 医療脱毛を産婦人科で受けるという発想に驚きました。
院長 更年期世代からも介護に向けてVIOライン脱毛をする方が増えています。若い世代には発毛が増える疾病『多のう胞性卵巣』が10パーセントほど存在し、それが原因となるいじめで悩むお子さまも。病気と脱毛をダブルで取り組むのが、私の考える産婦人科医療×プラスα≠ナす。水泳選手や長くトイレに行けない職業の方に『月経カップ』も提案しています。これは、出血量データをとって医学的に役立てていきたいという着想も含みます。さらに当院では、『低用量ピル』を処方することも多く、アスリートや受験生の成績向上をサポートしています。
美穂 細やかですばらしいですね。
院長 最近では、歯科医と協力して、妊婦の歯科検診を実施したり。整体師と組んでピル処方が推奨される方をご紹介いただいたり、「どうすれば女性に喜んでいただけるか」という観点から、既存の産婦人科医療にプラスαをかけることによって新しい産婦人科の医療を生み出しています。私のような発想の医師は少ないので、この領域はブルーオーシャン。将来的にはビル一棟に、女性内科などの他、カフェや占い・エステまでを入れた複合施設を作りたいです。
美穂 女性として嬉しい発想です。

看護師のやりがいを増やし
周囲の向上で自分も伸びる


美穂 固定概念にとらわれないサービスも工夫なさっていると伺いました。
院長 増加する患者さんの話をしっかり聞くという意味も込めて、看護師の数を増やしました。診察前と診療後にじっくり話を聞くスタイルを採用しています。看護師は女性が多いので、女性の患者さんに安心していただける利点も。一方で、看護師の自主性を重んじてお任せしており、やりがいと喜びをもって仕事に取り組みます。
美穂 給料や福利厚生の観点から働き方も改革なさっていると。
院長 就任後3年でスタッフの給料を増やすのが目標でした。仕事を増やすだけでなく、給料を1・5倍にすべく取り組んでいます。福利厚生については、サービス研修として、会員制ホテルや青山のレストランなどと契約し家族利用を推進。メディアの前面に立ってもらうなど、活躍の場を広げ、一緒に高め合っていける関係を築いています。SDGsの中にもあるように、女性の経験を上げるのは経営者としての務めです。おかげで3年間は離職者ゼロ。私自身も勤務医時代より10倍楽しく働いています。
美穂 どういうきっかけでこのような新しい発想にたどり着いたのでしょう。
院長 学生時代、日本産科婦人科学会において学会内企画での若手医師のセッションリーダーを務めました。その時に感じたのは、皆さんが優秀で、とても私は勝てないということです。優秀な人たちにうまく活躍してもらえるような人間になることで勝負しようと考え始めました。現在も、多様な方々との交流を大切にしています。異ジャンルの専門家と出会うこと、周囲のパフォーマンスを上げることで私自身の目標を実現させていきたいです。
美穂 自然体で話されるところもステキ。思いに共鳴する人が増えてほしいです。

 

[ Column ]

産婦人科では珍しい、『月経カップ』の取り組み。これは医療の観点からも重要である。従来、生理の量を測るデバイスはなかったが、月経カップであれば出血量の把握が可能。多めの出血など異常も察しやすく、異変があれば診療を促すことができる。医療と利便性、両方からマッチングを図る。

[ Point ]

先生の発想には、女性に嬉しいことがたくさんあります。なかなかこういうことを提案してくださる医師はいないですね。先生の原風景は、ご実家のクリニックでの医師たちへのおもてなしがあり、すべてにおいて心づかいがベースにあると感じます。

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医療法人社団都筑会 つづきレディスクリニック
院長・医学博士 吉岡 範人
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-2-1ヴァンクールセンター北4F
TEL.045-910-0234
https://www.tsuzuki-ladys.com

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