インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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42号紹介

社会医療法人関愛会 江別訪問診療所
時代のニーズをくみ取る
江別市の在宅・訪問医療

最後まで豊かに生きるため
コア地域医療の最前線


大河内 こちらは江別市で訪問診療を主とする診療所ということですが。
日下 江別には重症患者さんを家で看取りたいというニーズに応える体制がなかったため、2018年末に商店街の一角を間借りし、私と看護師・職員の3名で開所しました。私は、地域医療に貢献する目的で学費が支援される自治医科大学の出身で、その関係で社会医療法人関愛会の支援を受けて設立しています。設立後、患者数の増加に伴い職員も増加。今年5月に移転しました。
大河内 大きな建物で、訪問診療に関連する複数の機能もお持ちですね。
日下 移転後、訪問介護ステーションを併設しました。また、当時は家での看取りが大変という方と、看取りが難しい施設入居者を引き継ぐための有料ホスピス型老人ホーム≠ェ必要とされており、広い駐車場のある建物が必要でした。現在ここで働くスタッフは医師4名、非常勤医師2〜4名、看護師が約17名など、約50名が在籍し、月に350名程度の患者さんを支えています。
大河内 家で看取るための医療行為とはどのようなものでしょうか。
日下 何らかの思いを持って自宅で亡くなることを選んだ方が、限られた時間をどう過ごすかに対し医学的視点から建設的に寄り添うことが医者としての腕の見せ所だと感じます。
大河内 どう生きるかに寄り添うのですね。今後の方向性はどのように。
日下 地域の最もコアな医療・在宅医療を担保することの他に、当初、目的としていた将来需要が増える北海道のへき地医療¥[実を図りたいです。
大河内 それも大切なことですよね。今日は色々学ばせていただきました。

 

[ Column ]

高度な急性期病院と地域の小さな病院、福祉事業者が協力して患者を包括的にケアする『地域包括ケア』が主流となる中、社会医療法人関愛会 江別訪問診療所は、急性期病院では対応することのできないコアとなる医療自宅で診る≠ノ取り組みたいと生まれた。へき地医療についても、「北海道で民間としてある程度の規模感をもって動ける体制を作りたい」と意欲を持つ。

[ Point ]

在宅医療はこれまでも必要とされてきた分野であり、さらにコロナ禍で需要が高まっていることを知りました。また、将来は人口減と高齢者の都市への人口集中が続く中、ますますへき地医療が求められるとのこと。深く考えさせられる取材でした。

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社会医療法人関愛会 江別訪問診療所
院長 日下 勝博
北海道江別市上江別476-4
TEL.011-375-9470
https://hcc-ebetsu.business.site

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