インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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45号紹介

愛知医科大学病院 先制・統合医療包括センター
がん検診の先進的検査
リスク発見で患者を減少

がんになってからでは遅い
専門医の願いが初設立に


仲井 大学病院では初の導入となる、未病段階でのがんの超早期発見検査≠ニのことですが、画期的ですね。
福沢 『臨床ゲノム医療学会』との連携により実現したシステムです。血液採取により『長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)』と『がん関連遺伝子』の値を数値化し、食道・肺・肝臓などアジア人に多発する男性8臓器・女性11臓器から、各がんリスクを5段階で評価します。
仲井 将来的な健康状態が目で見えるのですね。どのがんリスクがどの程度、高まっているのか分かれば発症を防げる。
福沢 このシステムは元東京大学・故渥美和彦名誉教授らのグループの開発で、最近はワクチンで知られる『メッセンジャーRNA』を使った最新検査です。がんは生活習慣に大きく関わっており、1980年にブレスロー博士が発表した『7つの健康習慣』を実践すれば、数値は正常に近づきます。
仲井 先生はなぜ、この研究に。
福沢 私は肝臓がんの専門医でもありますが、治療では5年生存率をなかなか覆せない。患者にとってがんは身体的にも経済的にも苦しいもの。リスクを知り、行動変容を起こしてもらいたいのです。長寿遺伝子は年齢や性差には関係なく、いつでも呼び覚ませます。
仲井 実際、リスクをはっきり目で見ないとなかなか行動は変わりませんよね。
福沢 いい実例があります。ヘビースモーカーの方が肺がんリスク3を提示された時、彼は翌日からタバコをやめ、半年後にはリスクがゼロに。検査は自費診療ですが、20万円程度で人間ドッグより簡単かつ明確に分かります。今後は検査を一般に普及させ、より安くすることでがん患者を減らしたいです。
仲井 世の中にはやく普及してほしいですね。

 

[ Column ]

全国の大学病院で初導入された『マーナ(mRNA)健康外来」。大学病院では、唯一自費診療となる。@『サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)』の検査(6万円税別) Aアジア人に発症しやすい男性8臓器・女性11臓器のがんリスクの各検査(13万円税別)。紹介状は不要のため、直接予約が可能。2.5ccの血液採取と30分の問診のみで、約3〜4週間後に結果が分かります。

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愛知医科大学病院 先制・統合医療包括センター
臨床ゲノム医療学会 理事長/愛知医科大学病院 先制・統合医療包括センター 教授・部長
福沢 嘉孝
愛知県長久手市岩作雁又1-1
TEL.0561-62-3311
https://www.aichi-med-u.ac.jp

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