インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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45号紹介

ワーカウト奈良/株式会社松林堂
フィットネス×デイサービス
障がい者に運動と笑顔を

老舗筆メーカーの挑戦
就労支援にも力を入れたい


藤波 奥行きのある広い空間ですね。
前田 『ワーカウト奈良」は昨年11月にできた障がい者のための生活介護事業所。支援区分3以上の知的・精神・身体障がいのある18〜65歳の方を対象とし、日中に運動していただける施設です。収容は20名。ケガに注意しながら身体を動かし、ストレス発散やダイエットなどに取り組んでいきます。
藤波 どのような運動をしますか。
前田 軽いストレッチからミット打ちまで一人ひとりにあわせたもので、いわゆるスポーツジムの感覚。身体を動かすと自律神経が高まり、昼夜逆転生活の方もぐっすり眠れるため、生活リズムが改善したなどのお声をいただきます。滞在時間は5時間。引きこもりの方々に対しては外に出る機会にもなりますし、スポーツ以外の過ごし方もできます。
藤波 なぜ、ここを始めたのですか。
前田 当社はもともと明治3年からの筆メーカーです。ここは自社ビルで、テナント空間を生かしたいと考えてきました。かねてより健康に関係する事業に興味があり、フランチャイズ加盟して始めたのです。障がい者の中には趣味のことをしたい方もいれば、運動をしたい方もいますので選択肢としての運動空間の提供が貢献になります。
藤波 フィットネスタイプの事業所は珍しいそうですね。ワーカウト奈良の今後の目標は何ですか。
前田 みなさんに笑顔になっていただくことで、奈良から日本を元気にしたいです。私も色んな人間に出会ってきましたが「私はしあわせ」と明言できる人は少ない。運動が生活や考え方を変えるきっかけづくりになればいいですね。
藤波 きっとそうなりますね。

 

[ Column ]

林堂は伝統ある奈良筆、書道書籍、墨、硯などを取り扱う書道専門店。ワーカウト奈良の事業を進めることで、最終的には、後継者不足に悩む筆の業界にも良い影響を与えたいと期待する。最終的な目標は、筆の事業も含む障がい者の雇用。前田さんは、「就労は筆職人に限らず、一人ひとりの可能性を広げていきたい」と語ってくれた。

[ Point ]

ここでは気軽な運動をしている方や、本格的に取り組んでいる方もいて様々ですが、みんないい顔をしているよね。身体を動かすとリフレッシュするし、それをきっかけに気持ちも前向きになってほしいです。新しい取り組みを応援しています。

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ワーカウト奈良/株式会社松林堂
代表取締役 前田 高志
奈良県奈良市内侍原町49 弓場歯科ビル2階
TEL.0742-77-6600
https://shorindo.jp/workout

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