紀伊半島外国人観光客受入推進協議会/和歌山県 観光交流課
和歌山インバウンド再開
ポストコロナを見据えた受入環境整備

世界遺産熊野や高野山の
滞在環境の向上
熊野三山、高野山、吉野を結ぶ『紀伊山地の霊場と参詣道』や那智の滝など、世界遺産にも登録される文化・自然が特に欧米豪の観光客から愛される和歌山県。
2017年には『ミシュラングリーンガイドジャポン』で高野山周辺の県内4箇所が3つ星と認定された他、世界的旅行ガイドブック『ロンリープラネット』で「Best in Travel 2018」訪れるべき世界の10地域として、紀伊半島がベスト5に日本で唯一選出されるなど、世界的な評価も高い。外国人観光客は、長期滞在しながら熊野古道を歩いたり、高野山の宿坊でゆったりとした時間を過ごしたりして和歌山県の魅力を満喫する。
そんな和歌山県のインバウンドはコロナ禍で急落した。県内の外国人宿泊者数記録年間約50万名は、約5、500名にまで減少し、県内の観光業は大きな打撃を受けた。
同県の『紀伊半島外国人観光客受入推進協議会(事務局:和歌山県)』は、コロナ禍においても、インバウンドの受入環境の整備を継続。複数の交通事業者の時刻表やバス停案内図の共通化・多言語対応をはじめ、世界遺産熊野と高野山を結ぶ「聖地巡礼バス」の運行やスマートフォンを活用した周遊環境の整備などを進め、インバウンドの戻りに備える。
なんといっても、今後3年間の和歌山は魅力あるイベントが続く。2023年は弘法大師御誕生1250年記念大法会。2024年は、世界遺産登録20周年。2025年には大阪・関西万博。コロナ前を上回る人々が訪れる未来はもうすぐそこだ。


[ Column ]
熊野古道ブームは、欧州を中心に大ヒット。欧州からの旅行客は宿坊に泊まり、写経などの体験をしたり、長時間何もせずに庭を眺めたり、「今日はこっちへ」、「明日はあっちへ行ってみよう」といったのんびりペースで時間を忘れて過ごす。和歌山県ではそんな欧州旅行客の旅スタイルにあわせたPRを工夫。コロナ禍からのいちはやいインバウンド回復に名乗りを上げる。
[ Point ]
和歌山県庁をはじめて訪れました。県の歴史を物語るような立派で貴重な建物でした。私も和歌山で梅干しを作っているのですがいつ訪れても魅力のある美しい土地。ぜひ、この土地を多くの外国人に知っていただきたいです。
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紀伊半島外国人観光客受入推進協議会/和歌山県 観光交流課
和歌山県和歌山市小松原通1-1
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TEL.073-441- 2785
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