インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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45号紹介

長生の湯/紀伊白浜温泉土地株式会社
日本三古湯の白浜温泉
源泉かけ流しで癒される

温泉供給会社の知恵と覚悟
風呂・宿・飲食店と展開


藤波 白浜にある源泉かけ流しの温泉とのこと。私、温泉が大好きなんです。
小野寺 当社は紀伊白浜温泉土地と申しまして、昭和期は泉源3本を宿泊施設や保養所に供給する会社でした。しかし、バブル崩壊の時に供給数が激減して経営難に陥ったのです。引湯を捨てる状態に悩み、いっそのこと源泉かけ流し≠ナとことん本気の温泉を始めようと、6〜7年かけて完成させました。
藤波 白浜に温泉が減少する中、あえて新設に打って出たのですね。
小野寺 初代は白浜に来た開拓民で、土地を買って有効利用した歴史があります。私は東京で建築関係の仕事をしていましたが、先祖からの資源を活用したいと考えました。同業者から情報を得る中、源泉かけ流しは白浜に少なく需要があると踏みました。当時は銀行から融資を断られ、反対する父を説得し、家の預金を元手に始めたのです。
藤波 今では『長生の湯』、温泉付き宿の『長生庵』、麺房『めん吉』と広く展開していますね。
小野寺 幸い温泉集客に成功し、銀行から融資を得たのでサービスを広げました。『長生庵』は実家があった場所を活用した全7室の小さな宿。隠れ家宿として宿泊予約サイト全国1位の評価を得たこともある大人の宿です。また、私が湯治好きですので、ワーケーションに使える長期滞在も打ち出しています。
藤波 今後はどういった目標を。
小野寺 当施設もコロナ禍や燃料問題で打撃を受けています。今後は無駄な経費を見直し再生したい。都会とはまた違った日本の古き良き非日常体験で、皆様に湯治の癒しを届けます。
藤波 再生と躍進を期待しています。

 

[ Column ]

長生の湯に併設された麺房『めん吉』では、こだわりの和歌山ラーメンが堪能できる。「温泉とラーメンは一体である」というラーメン好き×お風呂好きな小野寺さんの哲学から生まれたお店だ。とんこつ醤油味で湯あがりにいただくと、たまらないおいしさ。店舗は他の施設と同じく小野寺さんが図面を引いた落ち着いた装いのレトロモダンな建物だ。

[ Point ]

風光明媚で山も海も近く、ゴルフに観光と色々楽しめる白浜。こんなところでゆったり湯治の長期滞在ができたらどんなにいいだろうなぁ。お風呂好きの私としてはたまらない癒し空間。日帰り温泉もよし、宿泊も良し。お宿は人気なのでおはやめに!

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長生の湯/紀伊白浜温泉土地株式会社
代表取締役社長 小野寺 安信
和歌山県西牟婁郡白浜町2763
TEL.0739-42-3010
https://choseinoyu.info

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