インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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45号紹介

一般社団法人文化財科学研究センター
遺跡出土研究で環境復原
あの遺跡もプロの力が!

科学で紐解く世界
歴史の謎に迫るプロ


 『文化財科学研究センター』は、奈良にある一風変わった研究機関。主な業務は花粉や寄生虫卵、珪藻、植物珪酸体や種実、樹木などの『自然科学分析』からその当時の環境復原を行っている。そこで働く専門家たちは、顕微鏡や機器類を操作しながら遺跡の土や出土品の分析をする。わかりやすく言えば発掘調査の向こう側%鮪桙フ環境や生業、農耕など人々の生活を考察する。
 「私たちは唐古・鍵遺跡や纏向遺跡を始めほぼ全国の遺跡の環境復原に関わりました。花粉や珪藻の専門家、種と木材の専門家、骨の専門家など各分野のプロが在籍し、それぞれに自然科学的な分析を行い、考古学的な考察を加えながら、結果を総合して復原します」と金原理事。さらに同センターでは出土した漆器椀や櫛、下駄などの木製品をお砂糖を使って保存処理≠行う『トレハロース含浸』で、展示できる状態にする。依頼者は市町村や考古学者、遺跡を調査した発掘業者など。稀に犯罪捜査に協力することもあるという。
 日々アップデートされる小回りのきくチーム力で、歴史の謎を解き明かす。

 

[ Point ]

私はお城マニアだから、考古学にまつわる話は大好きなんだよね。それにしても話を聞くとマニアックな世界でおもしろいな。例えば骨についての考古学専門家は古い骨の出土品を見て、それが何の魚のどの部位かズバリ当てるそうだ!すごくカッコいい!

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一般社団法人文化財科学研究センター
代表理事 金原 正子
奈良県天理市田町447
TEL.0743-84-6400
https://www.bunkaken-nara.com

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