インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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52号紹介

有限会社信和土建
見えないからこそ信頼施工
相模原から基礎工事の仕事人

中学時代から業界ひと筋
ひとつひとつ信頼を重ねた


手塚 こちらは相模原で歴史を持つ基礎工事の会社と伺いました。
宍戸 当社はコンクリート工事を中心とする基礎工事を行っています。創業58年目で私は現在2代目を継承しています。小さな会社ですが、どういった段階でも、現場に施主さまが来たときにいつでも「きれいだな」と思ってもらえる手抜きのない丁寧な仕事を心掛けています。おかげさまで信頼が増え、仕事が切れたり、資金繰りに困ったりすることなく続けられています。
手塚 若くして継承したそうですね。
宍戸 先代が体調不良で倒れ、27歳で世代交代をしました。
手塚 大変な時期もありましたか。
宍戸 私は中学2年生からこの仕事をはじめました。当社は借金がかさんだ結果、人員整理などを行わざるを得なくなり、私と義理の母と代表だけが残りました。私は子どもの頃からヤンチャで、勉強に身が入らなかったこともあり、家業を助け借金返済に努力しました。
手塚 苦労されましたね。世代交代した後、事業に変化はありましたか。
宍戸 時代の流れもあって私の代になったとき、足場工事などはやめて、住宅基礎・鉄骨基礎・擁壁などの基礎工事一本に絞りました。この業界は慢性的な人材不足であり、お客さまには常に待ってもらっている状況です。時間ができたときのみ、外構工事なども請け負っています。

信念を持って仕事をする
人としての基礎を正しく


手塚 社員は何名いらっしゃるのですか。
宍戸 2名と私の妻とで4名体制です。当社をバックアップしてくれる協力会社が4社あり、独立したスタッフも含めて当社に力を貸してくれる状況にあります。
手塚 今の若手職人との価値観のギャップを課題と感じることはありますか。
宍戸 ありますね。この仕事はどうしても危険ととなりあわせ。勤務時間も状況により変わる働き方です。気がゆるむとケガにもつながる。安全で信頼できる仕事のためには、ときには強い言葉で注意して、気を引き締めないといけません。一方、それをハラスメントと受け止める若者もいます。責任なき自由がもてはやされる中、若い人に現場で責任感を持ちながらどのように仕事をしてもらうのかは課題ですね。
手塚 やはり、宍戸代表のように若いときからバイタリティーを持って叩きあげてきた方には、違和感がありますよね。
宍戸 実はこの業界もおかしな矛盾がたくさんあります。大手企業の下請けが一番薄利であることなど矛盾は多い。当社は相模原の地元密着で、小さくとも信念を持った仕事をしていきたい。家の基礎は、施工後に見えなくなります。だからこそ、私たちは頑丈さ、丁寧さをおろそかにすることなく、誇りをもって工事をしたいのです。

段階ごとにきれいな仕事
選び選ばれる施工会社


手塚 こだわっている点は。
宍戸 材料高騰・人件費高騰がある中で、仕事は一切手を抜かないことをモットーにしています。鉄筋を組むというのは非常に面倒な作業ですが、当社は自社ですべて鉄筋加工をしています。自分の目で見ないと素材も信用ができないからです。数年前に工務店が募った基礎工事の賞でグランプリをいただきましたが、ひとつずつ丁寧に信用ありきでやる、そのスタイルが今の地位を得ていますし、発注先となる工務店でもスピードや価格を重視するなど、技術に興味のないところとは仕事をしません。
手塚 仰るように、素人には工務店の手抜きが目に見えません。信和土建が入っていることで施工全体に安心感があります。
宍戸 スタッフには「何百万、何千万に見合う仕事をしなさい」と伝えています。コンクリートを打ったあとは、足跡がつかないように履物を履き替えて施工する。プロセスまで完璧な施工がポリシー。それを意味がないと考えるような施工会社はダメです。当社もこだわりと誇りを持って仕事をしていますので、当社を選んでくれる会社と一緒に組み、このクオリティーの仕事を、現役で長く続けていきたいです。
手塚 現場に立ち続けているからこそ、宍戸代表には地に足のついた緊張感が漂っていますよね。
宍戸 歳をとってもデスクからの管理はしたくないですね。ひとつひとつの現場に出向いて、しっかりと自分の目で確認しながら仕事をするのが私の流儀です。
手塚 私も同じで、俳優として生涯現役でやりたい。改めて現場に立ち続けたいと思いました。今日はすばらしい機会をありがとうございました。

 

[ Column ]

競合他社の多くはプレカット加工を委託し、鉄筋を準備する。しかし、信和土建は、自社で素材を仕入れて加工するのがモットー。住宅にぴったりあうカタチにして運ぶ。これは基礎工事会社としては国内でも珍しいこだわり。同社では8.5メートルといった規格外の鉄筋や素材に無駄のない施工、接手のない堅固な鉄筋などが用意できる。

[ Point ]

宍戸代表の熱い言葉にいつの間にかのまれていました。若手職人の課題も抱えていらっしゃるようですが、こんな親方について修業できる若者は、逆にうらやましいですね。若者からも、きっと信頼を得ると感じました。今日はすばらしい時間をいただきました。

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有限会社信和土建
代表取締役 宍戸 信照
神奈川県相模原市中央区田名7165-13
TEL.042-763-4443
FAX.042-760-2611

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