インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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53号紹介

株式会社宮城衛生環境公社
仙台から地球環境を守る
知られざるトップランナー

インフラを支える裏方の力
循環型社会を目指して


藤波 社名に「公社」とありますが、幅広い環境事業を請け負っていますね。
砂金 昭和57年、宮城町役場に勤めていた創業者が、し尿処理・ごみ収集などの民間委託を受け、独立したのが始まりです。周囲の市町村の協力があり、「公社」と名付けられました。当社の中心事業であるごみ収集については仙台市の面積の約半分を請負い、社員が休みなく市内を巡回します。他にも浄水場の維持管理、下水道の排水管等の清掃、除雪といった仕事で街を守っています。
藤波 砂金代表は外部企業から社長に就任されたと伺いました。
砂金 2018年に大手の保険会社から参り、2022年に代表に就任しました。実務の勝手が分からない中、創業者からは「とにかく人をみてくれ」と言われ、創業以来の人づくりを受け継ぎました。挨拶や身だしなみ、車両の清潔さを徹底。当たり前の礼節を大切にすることで、社員が仕事に誇りを持ち、応援されるような企業人たることを目指しています。
藤波 環境分野において日本のトップランナーとして注目されています。
砂金 「脱炭素経営」という会社の方針をもって、働き方改革や地球温暖化対策を進めてきました。太陽光パネルのリサイクル事業では社会課題の解決に寄与すべく、先駆けて事業を展開。環境事業については経営の採算は難しい部分がありますが、どこかで誰かがやらなくてはならない。当社はファーストペンギンたる覚悟を持って取り組みます。その他、災害時対応なども当社の業務の一環です。私個人の目標は世界平和。日々、皆さまを守るこの小さな積み重ねが世の中に広がれば、皆が幸せになると信じています。
藤波 皆で平和を実現させましょう。

 

[ Column ]

東北エリアではいちはやく着手した宮城衛生環境公社の「太陽光パネルのリサイクル」。素材の中心であるアルミは再利用し、ガラスは砕いて発泡ガラスに。畳一枚のパネルがコンパクトな再生利用可能な素材となり、すべて再利用される。取扱量は今年、全国でもトップクラスになるのではないかと予測されるほど受注は増加。受け入れ可能な体制を備えている。

[ Point ]

ごみ収集などは、人に気付かれにくい裏方のお仕事ですが、私たちが暮らすために、なくてはならないものですね。社員の皆さまは、私と会うと、大きな声で挨拶してくださいました。並ぶごみ収集車は毎日、中まで洗うとあってピカピカで驚きました。

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株式会社宮城衛生環境公社
代表取締役 砂金 英輝
宮城県仙台市青葉区熊ケ根字野川26-6
TEL.022-393-2216(代表) 
https://miyagi-ek.co.jp

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