インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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53号紹介

PlusFixer株式会社
官民の架け橋を実現する
リスク管理・コンサル事業

ビジネスの新たな着眼点
機材から認知症まで


亀井 警察時代の経験を生かし今までになかったサービスを展開していますね。
岸田 私は大阪府警で約25年間勤務。主に生活安全部で闇社会で行われる人身売買や賭博等の捜査に関わりました。2023年、その経験を生かして官公庁と民間の間で発生する困難をサポートするサービス≠ビジネス化しました。
亀井 まずは、官公庁に向けた装備資機材のレンタル業務ですね。
岸田 技術と装備資機材の支援です。警察・自衛隊といった調査機関に向けて、最先端の監視カメラや水中ドローンといった品々を提供します。さらに、警察官だった時代、私も得意としていた情報解析サービスを請け負います。
亀井 企業の危機管理コンサルティング事業や施設警備などの警備事業の他、被害者の相談業務もなさっていますね。
岸田 例えばストーカー、DV、児童虐待相談です。警察や弁護士への相談だけでは、解決が困難なトラブルをしっかり伺い、包括的にサポートします。
亀井 御社で最も注目されているのが「認知症に関わるサービス」ですね。
岸田 実は生活安全部にいたときに、1日あたり数件に及ぶ徘徊者を保護してきました。その取り扱い件数は年々増加しています。認知症患者を抱えるご家族の負担、繰り返す徘徊行動、警察での長時間預かりなどは社会の問題でもあります。そこで当社は警察のОBを再雇用、または再々雇用することにより認知症をとりまく支援体制を整備。届け出代行、GPS導入、自宅搬送業務を担う仕組みを模索しています。
亀井 再雇用や再々雇用により、社会で人材を活用できる点もいいですね。今後の発展が楽しみです。

 

[ Column ]

PlusFixerで急増するストーカーへの相談対応。同社では身近な相談役となり、警察への伝え方、自分でできる対処法などをアドバイスする。相談料は時間単位での取り扱い。長期にわたり相談する場合は、いわゆるサブスク型や顧問契約などにも対応可能。同社では岸田代表が元警察官として数々の困難事例を扱ってきただけに、実情を理解した現実的なやり取りが可能だ。

[ Point ]

岸田代表によると、社名に「Plus」と付いているのは、本来的なものに「付加するサービスでありたいから」だそう。トラブルにあったとき、私たちは警察に行くなど、正規の手続きを望みますが、うまくいかないときも…。違う視点を持つ味方が必要です。

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PlusFixer株式会社
代表取締役 岸田 考平
大阪府大阪市北区芝田2-8-11
TEL.06-7777-4711
https://plusfixer.biz

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