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53号紹介

メダカ屋・猫飯 舘山寺店
静岡のメダカ職人が語る
新品種リリースへの情熱

ユニークな社名とメダカ愛
人気品種を生み出す苦労


藤波 『メダカ屋・猫飯(ねこまんま)』とはユニークな社名ですね。
池谷 一般的に猫の大好物のイメージのある魚のお店という半分ジョークのような名前です。
藤波 規模拡大で移転されたこの地には4千個もの水槽がずらりと並び、約20万匹のメダカが泳ぐ様子には圧倒されます。池谷さんは全国的にも珍しいメダカ職人とのことですが。
池谷 そうですね。新品種に挑戦するのは、私の知る限りでは全国でも10人ぐらい。そのうちの一人です。違う品種同士を掛け合わせ、新品種を作るには遺伝についての知識が必要。血統で色やカタチの出方が変わってくるので、イメージと違うものが生まれることも多いです。
藤波 人気の品種はどれですか。
池谷 目が赤くて、ひれが長くて、上から見ると背中が光って見える『龍の瞳』です。ひれが長く、目が赤いのが特徴。私が生み出したメダカの中でも、人気のあるメダカの品種です。
藤波 なぜ、池谷さんはメダカの仕事に関わるようになったのですか。
池谷 もともと生き物が好きでした。生きものを繁殖させるのに夢中になる性格で、めだかは繁殖力も強いので趣味を仕事にできるのでは、と考えました。
藤波 やはり新品種となると、価格もそれなりに張るのでしょうか。
池谷 ええ、最近でいうと突然変異で生まれた品種が、ペア100万円の価格がつき、自分でも驚きました。業界では初となるうろこが2〜6倍大きい品種で、これは今までにない特徴です。ですから、それらを掛け合わせると新品種が生まれる。ライバルであり仲間でもある同業者の手により、今後は市場に新品種が300種類ほど増えるはず。
藤波 今年も新作を用意しているとのこと、どんな影響があるか楽しみです。

 

[ Column ]

メダカが好きで、仕事にやりがいを持っている池谷代表。「生きものを扱うため、中々旅行に行けない日々。夏場は暑く、大変」と話すが、その表情はイキイキと輝きやりがいに満ちている。メダカは熱帯魚より育てやすく、小さな容器、小スペースでも楽しめる。寒さにも強く、冬場もヒーター要らず。まだまだメダカブームは続きそうだ。

[ Point ]

取材の日にもお客様がお越しになっていました。「たくさんメダカを飼っているのですか?」と聞くと、「12種類目です」とのこと。やはりマニアというかファンの方がお越しになっているのですね。それにしても、メダカを眺めているとなんだか癒されました。

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メダカ屋・猫飯 舘山寺店
メダカ屋・猫飯代表 池谷 雄二
静岡県浜松市中央区館山寺町2610-7
TEL. 070-1622-0318
メダカ屋 猫飯ブログ
https://nekomanma.hamazo.tv

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