株式会社マルサン三上商店
札幌最大規模の取り扱い新鮮なカニならおまかせ

札幌中央卸市場近くで
カニの輸出から店舗販売

藤波　北海道札幌市中央卸売市場に隣接する『マルサン三上商店』さん。新鮮なカニと海産物の専門店ですね。
三上　当社はカニを船から買付け、市場から国内のレストランへ卸す他、当社売上の4割を占める米国、カナダ、香港といったアジアに向けて輸出しています。北海道で獲れる四大カニ『毛ガニ』『タラバガニ』『ズワイガニ』『花咲ガニ』はすべて取り扱っています。
藤波　札幌でもトップクラスのカニの入荷量とあってたくさんありますね。
三上　水槽は全部で十数トンあり、私と専務ですべて目利きして選別しています。目利きには自信があり、それが当社、最大のウリです。
藤波　こちらで購入して地方発送もしていただけるのですか。
三上　贈答用、家庭用、量があった方が嬉しいか、見た目の良さなど用途をお伺いし、卸値で発送します。
藤波　生きたまま茹でたてを味わえる食堂があるのも嬉しいですね。
三上　こちらでカニを食べていただく場合、カニの価格に調理費千円だけをいただきます。当社は場外にも卸す業者ですが、その卸し価格で皆さまにも召し上がっていただけるのです。外国人の方もたくさんいらっしゃいますし、2〜3月はインバウンドが多く、喜んでいただきます。
藤波　今、苦労なさっていることは。
三上　やはり、カニの9割を漁獲するロシアとの国際問題は悩ましいです。
藤波　今後の展開はどのように。
三上　現在と同規模の社屋を10月に建設予定です。さらに取り扱い量を上げ、よりお客さまに愛されるお店にします。
藤波　今後の発展も期待します。

　

［　Column　］

大きな水槽で新鮮なカニを生きたまま取り扱う企業としては札幌で随一。三上社長は、早朝から業者の納品に対応。浜の船から直接購入する他、セリでも仕入れる。カニの市場はロシアとの政治的な兼ね合いがあり、経営面で厳しかった時期が続き、周囲の業者は減る一方とのこと。現在もロシアとの問題が大きく横たわる逆境の中、取り扱い増加に向けて動く。

［　Point　］

海鮮丼をいただきました。目利きのプロである三上代表が厳選した新鮮な魚介は圧倒的。グルメサイトの口コミや評価も高い！カニをふんだんに使ったカニ汁もたまらないだし加減。これはリピートしますね。

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株式会社マルサン三上商店
代表取締役 三上 健悦
札幌市中央区北 12 条西20-1-2
札幌中央卸売市場外
TEL.011-623-5688
https://marusan-mikami.co.jp

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