〜春を希う はるまちペレット〜合同会社Small Gear
バイオマスペレットが
持続可能な未来をつくる
小さな歯車だけれど
地球のためにまわす
「当社が扱うのは暖房に欠かせない木製ペレットですが、ただのペレットではなく、環境に貢献する『廃菌床バイオマスペレット』です」と話すのはSmall Gearの倉野代表。
倉野代表はブナやナラといった広葉樹を用いたきのこの廃菌床が、1日9万トン、廃棄されることに着目。菌床として使用した後に廃却するのではなく、ペレット燃料として作り変えることで無駄なく資源を使えるのではないかという構想で、従来は難しかった広葉樹のペレット加工研究に没頭した。
そもそもペレットは地球温暖化対策として有効とされている一方、実はその8割は海外輸入であり、地球の森林伐採を加速化させているのだ。
「ずっとペレットのことを考えてきました。脱サラして起業。2〜3年の研究は覚悟していましたが、思ったより早く開発ができました。地球環境を思えば、私の仕事は小さな歯車ですが、泥臭い小さな努力を続けたい。そんな思いを社名にも込めています」と倉野代表。
次の夢は、解体廃材や灰の処理。廃菌床おが粉の栄養価に着目し、竹の不織布と組み合わせ。そのまま土に埋められる農業用たい肥容器を構想する。倉野さんの小さな歯車は地球を守るべく動く。
[ Point ]
倉野代表は信念を持った方でした。本当に地球のためになる事業を泥臭いところから始めています。私もこの活動に賛同します。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
〜春を希う はるまちペレット〜合同会社Small Gear
代表社員 倉野 博司
岐阜県飛騨市神岡町山田361-1
TEL.0578-86-9075
https://smallgear.jp
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■